2017年の秋は北斎にちなんだ美術展が各地で行われていました

その一つ

北斎とジャポニズム展 

国立西洋美術展へ行ってきました

 

 

第4章 北斎と植物

西洋の絵画には位がありました

最高位は歴史画・人物画・風景画そして、静物画

花の絵は静物画に分類されておりあまり評価されていませんでした

花を描く際も花瓶に入っているお花でいずれ、枯れていく運命「死を忘れるな」という宗教的なメッセージが含まれていました

 

逆に日本美術では多くは古典詩歌の伝統があり、花や草木動物画が重要な画材となっていました

花は地に根を張って、空を仰ぐ生き生きとした姿

大きな自然の一片として植物をとらえる日本伝統の姿

自然に対する親しみは西洋の人をも魅了して

影響及ぼさないわけにはいかなかったようです

 

左 杜若にきりぎりす

右 クロード・モネ 黄色いアイリス

 

左 菊に虻

右 クロード・モネ 菊花畑

 

左 ボタンに蝶

右 フィンセント・ヴィレム・ファン・ゴッホ ばら

 

朝顔に蛙

ルイス・カムフォート・ティファニー 朝顔

エミール・ガレ 朝顔

 

左 北斎漫画四編

右 アクセリガッレン=カッレラ 冬

 

日本では結構描かれている雪景色

北欧の画家は見慣れた雪景色の描き方にびっくり!

絵を描いたことないけど雪って描くの難しいですよね

 

左 北斎漫画十四編

右 ロイヤルコペンハーゲン陶器製作所 ネズミと藤

 

可愛い(^^♪単純にそう思いました

食器などはもちろん北斎の影響を与えた家具なども展示されていました。

 

まだまだ続くぜ・・