夫にこのお寺に行きたいと伝えたら

実は夫が小さいころから言っている場所でした

昔、ここに祖母が住んでいたそうで

このお寺のお祭りにも参加していたそうです

 

近畿三十六不動尊霊場  第7番 国分寺

 

 

寺伝によれは飛鳥時代

日本法相宗の祖・道昭が孝徳天皇の菩提のために建てた長柄寺が起源といい、

聖武天皇の国分寺創建の発願により、国分寺になったという

高野山から移した赤不動尊で知られたが第二次世界大戦時の空襲で焼失

 

 

『摂津名所図会』には本尊阿弥陀仏は聖徳太子の作

赤不動尊空海の作とあり、行基開基とするとされています

 

さすがの古代からの寺院

規模は小さいですが立派な伽藍が並んでいました

 

 

本堂には秘仏である薬師如来とその脇侍の日光菩薩に月光菩薩

そして十二神将、四天王が祀られています。

摂津国88ヶ所霊場、おおさか13佛霊場 、西国49薬師霊場 

の霊場になっています

 

 

水かけ不動尊は入口に入ってすぐ門の戸に隠れていました

 

 

赤いお堂の中には実り不動様がいます

立派な仁王さまズ!

 

 

忘れてはいけないのは

天六ガス爆発慰霊堂 

昭和45年4月8日の天六ガス爆発事故での死者79名を慰霊するお堂です

生まれる前のことで知らなかったのですが

地下鉄天神橋六丁目の工事の際、漏れたガスによって引火し、大爆発!!

死者79名、重軽傷者420名の大惨事になったそうです

想像ができないぐらいの悲劇

こんな事件を知らなかった自分が悲しいです。

 

 

 

み仏の 護り給える 国分寺 

ゆるぎなき世の 鎮めなりけり