ベース用コンボアンプ　Hartke B150 カンタン修理で復活


ハートキーのベース用アンプです。オクにて500円（送料込み実質1250円）。
付属品はアース線がちぎれた電源コードのみ。それとノブが1個欠品。
商品説明では「電源確認取れず」とのこと。

ハートキーはA25のキックバックな形とアルミコーンがなかなかカッコ良くて、自宅用に欲しいなぁと前々から思っていたんですけど、オーソドックスなタイプのB150でもこの価格で手に入るんならまぁオトクかなと考えてポチってみたら、競合相手が現れず、そのままget

お、これはラッキーと喜んで、ウチに届いてすぐに症状をチェック。

・・・とまぁ念のためやってはみたけれど、やっぱというか電源入りません

電源コードをつないでスイッチをONにしてもウンともスンとも言いません。ま、最初からそういうのを買ったんだから当たり前か

さてさて、どうしようか。じゃあまず分解して原因究明ですか。

アンプユニットは、天蓋から吊り下げるような固定方法になっていて、上に見えるネジ4本を外せば簡単に外すことができます。

中身はスカスカです。とてもシンプルですねぇ。



で、テスターで断線箇所の捜索開始。まず手始めはACインレット（電源コードの差し込み口）からね。
付属の電源コードはアース線がちぎれてて気に入らないから捨てちゃって、手持ちのコードに交換です。

が、

おっと、のっけからいきなり通電なし


後ろ側のコネクタ端子にテスターを当てると、接続されている5本のケーブルのうち、1本が通電していません。
もしやと思い、ACインレット正面のカバーをドライバーでこじって開けてみると、中からヒューズが出てきました。

あぁ、早くも原因発見。このヒューズ、焼き切れちゃってるよ

早速パーツ屋さんに走り、これと同じ0.5A250Vのヒューズを２本組97円で購入し、交換。

で、結果はというと、ご覧のとおり。

電源スイッチが光っています　あっけなく復活です




実際にベースをつないで試奏してみました。
電源入れるとき「ドン！」てやや大きな音が出るのが気になりますが（これは仕様みたい）、ノイズやガリも無く、正常動作。手持ちの10Wのギターアンプと比べてみれば、さすがにこっちのほうが格段にいい音がしますね。
しかし赤目はまだ演奏テクが無いので、音をブログで披露できないのが残念


実はヒューズ切れというのは、そうなるのに至った原因というものがあるわけでして、その根本的な部分を究明しないと本当の意味で修理完了と言えないところもあるのですが、このケースは基板上のヒューズが正常なのを確認済なので、多分アンプそのものが異常なわけではなく、きっと雷の過電流とかの外的要因により切れたのかもと推測しています。
ま、少し様子見ですかね。

最後に、かんたんマイペットでゴシゴシやって汚れを落とし、その後アーマオールで艶出しをしました。

アーマオールって自分的にはあんまり使う機会がないんですけど、こういうのに塗るとまるで新品に生まれ変わったようにピカピカになりますね。キズは仕方がないけど、おかげでだいぶ見栄えが良くなりました

あ、そうだ、あとノブを注文しなきゃね。似たやつを1個だけ買い足すか、それとも、もっとカッコいいやつを探して4個全部を交換するか、それはこれからのお楽しみということでじっくり探します。


いや、それにしても、ハートキーのアンプがたったの1347円で手に入って、今回はとってもいいお買い物でした。
次はA25を狙いたいな。どっかに落ちていないかなぁ


※今回投資額：1347円
※難易度レベル：低
※注意：感電及び火災の危険がありますので良い子は絶対にマネしないでください。


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