ジャンクのネタ自体はいろいろあって尽きないのですが、近頃は放置プレイ状態が続いており、更新がすっかりご無沙汰になっています。というのも、実は今はジャンク修理よりマウスの塗装のほうにハマっておりましてあせる


塗料は代用漆のカシューを使っているのですが、週末しか作業ができないので塗装だの研磨だのってやっていると1個仕上げるのに1ヶ月以上がかかっちゃうんですねぇ。この調子だとブログも月イチ更新くらいのペースがやっとかなぁ・・・ガーン



めざせ!ジャンク王  ・・・ってか

というわけで、そのマウスを塗りたいがためにわざわざ購入したのがこちら。ジャンクなマウス6台のまとめ買いです。オクにて101円(送料手数料込み実質1651円)。
1台平均275円ですか。中には直りそうにないものも混ざっているけど、まぁいいかあせる


で、どれから手をつけようか目移りしちゃうんですけど、まず手始めはこいつから。


めざせ!ジャンク王  ・・・ってか


バッファローコクヨサプライのBSMOU02YMという光学式マウスです。

美品で使用感がほとんどありません。


症状は「左クリックができません」とのことショック!


試してみれば、なるほど左ボタンの具合がよろしくありません。

普通、ボタンを押すと「カチャ」とマイクロスイッチの音がしますけど、こいつは押し込みの「カッ」は言っても、指を離したときの戻りの「チャ」音がありません。で、そのままボタンがくっついて固まったような感じになります。つまり、ボタンが押されっぱなしで戻ってこないのです。ただし、PC上の操作は反応しています。

こりゃ中のマイクロスイッチの不良に違いありません。交換が必要なようですね(とこのときは思った)。


というわけで、分解に入ります。


このマウスは底面のネジ3箇所を外すだけで分解できます。


めざせ!ジャンク王  ・・・ってか めざせ!ジャンク王  ・・・ってか



分解して左ボタンのスイッチの状況を指で押したりして確認をしたところ、あれれ?特にヘタった様子はありません。
おかしいなぁ。このマイクロスイッチは本当に異常なのだろうか!?

ボディの側も問題なし。


いまいち症状が理解できなくなったので、もう1回症状を確認しようと再組み立てに入ったところで、ひとつの現象を発見ビックリマーク


左ボタンの真下のネジをきっちり締めるとボタンが動かなくなるのですショック!
「んはてなマークこれははてなマークはてなマーク」と思って、試しにネジを半締め位にすると、何と、全く正常に使えます。


何だ、原因はただの工作不良じゃん!!

きっとパーツの噛み合わせが悪いのでしょう。
とすると、こいつ、最初から不良品だった可能性が高いですね。おそらく購入直後から調子が悪かったのでしょう。なるほどそれで使用感がほとんどない美品なわけか。


というわけで、ネジを半締め状態で組みなおすだけで修理完了。
組みなおし後は、実に快適に使えています合格


日本製でもこういうことがあるんだなぁ。検品が少々甘いぞ。しっかり頼みますよプンプン


で、次のステップはいよいよ最初の目的でもある塗装ですが、今は別のマウスを懸命に塗装中なので、それはまた次の機会にアップロードします。



※今回投資額:275円
※難易度レベル:低