OLYMPUS CAMEDIA C-730 Ultra Zoom。
光学10倍のウルトラズームを持ち、絞り優先やシャッター優先などなど一眼並みの機能を持ったコンデジです。
カメラのキタムラにて100円。本体のみで付属品等は一切なし。
Oh100yen これがワンコイン100円ってオトクだなぁ、ガチャガチャで消しゴム買うよりオトクだなぁ、と喜んで、その価格につられてget。
しかしウチでテストしてみたら、ん?スマメを挿入してもメディアが認識しません
あ、そう。やっぱり何かしら罠があるのね。
(ちなみにこのカメラはxDピクチャーカードも使える両刀使いな奴です)
こういうときはだいたいスロットの接触不良ですね。こういう経験は過去にもありました。まずはスマメにコンタクトスプレー(接点復活剤)を塗り、それをカメラ本体に差し込み、ゴシャゴシャと何回か出し入れしたら、あっさり認識。
で試し撮りしてみたら、撮影・再生は普通にできて問題なし。ふふ、100円で完動品getです これで一応勝ち点1ですか。
だが・・・よく考えもせずこんなの買っちゃって、いったいどうしましょう
100円で売っていたからという単純な理由で思わず手が出ちゃったんですけど、こんなデカくて重いの、普段使いに持ち歩くには、がさばっちゃってちょっとツラいかなぁそれに、レンズキャップがないのも痛い
「う~ん、外へ持ち出す気が起こらん。どうしよう・・・」って、こいつの前で腕組みしながら考えこんじゃったりして。。。
というわけで、その後はにただの1度も外へ持ち出すことがなく、何もしないでいわゆる放置プレイが数ヶ月続いたのですが、最近になって、このカメラの本領発揮とも言うべきチャンスがめぐってきました。
陸上競技場での撮影です。
光学10倍 59mm(35mmフィルム換算:380mm)
光学10倍+デジタルズームで30倍(35mmフィルム換算:1140mm相当)
おっ、10倍ズームは意外に面白い
これらの画像はスポーツモードでの手持ち撮影。F/3.5、1/1000秒、ISO-71です。
F/3.5の明るいレンズに助けられて、速いシャッタースピードが手ブレの軽減に役立っています。
三脚なしでファインダーを覗いているとブレブレで被写体をなかなか捉えにくいのですが、撮影の結果はちゃんとブレないで写っていたのはちょっとした驚きでしたね。
で、調子に乗って、月。
こちらはさすがに手持ちは無理で、三脚を使用。
300万画素のデジタルズームですから画質が荒いですが、意外に良く撮れています
で、流れる水。
これはシャッター優先で1/1000秒撮影。これでも充分いいんですけど、水の流れをぴったり止めたければもう一声で1/2000秒は欲しいところ。せっかくシャッター優先モードがあるんだから、シャッタースピードはもうちょっと上げて欲しかったかなぁ。
反対にスローシャッターはこのカメラの場合は1秒まで。これも5秒くらいあればNDフィルタと組み合わせてもっと面白い撮影ができるのに、残念。
というわけで、10倍ズームあり、絞り優先、シャッター優先、などなど、いろいろと遊び甲斐がある面白いカメラなのですが、全体的にはコンデジ以上一眼未満の中途半端な性能です
コンデジよりは面白い。でも使い込めば使い込んだでついつい物足りなさを感じてしまう・・・。
原付スクーターからゼロハンバイクに乗り換えたときのような気分です
でもまぁ、そうはいうものの、今回の投資額はたったの100円ですからねぇ。決して欲張らず、ある程度の我慢は必要でしょう。
とりあえず、次の秋の運動会はまた望遠が必要になりそうだから、その季節が来るまで再び放置プレイ再開です
※難易度レベル:低
接触不良の接点を回復させ、腐蝕を防止する接点復活スプレー【接点復活剤】KURE CRC コンタク...
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2010.9.18追記