めざせ!ジャンク王  ・・・ってか

FUJIFILM FinePix F410。カメラのキタムラでバッテリー付きで500円。


電源スイッチが表のカバーをスライドさせるタイプです。特別興味はなかったけれど、バッテリー付きだったので、思わず衝動買いあせる



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外観はスライドスイッチが曲がっているところが気になるけど、これは簡単に直せるから良しとします。


購入後、ACアダプタをつないでテストしてみたら撮影・再生ともに正常グッド!
おっ、これは不戦勝かなと思いきや、充電時にランプが点灯しません。しばらくACアダプタをつなぎっぱなしにし、確認をしたらちゃんと充電できているようです。


ということは、充電ランプが不良ということですね。これくらいなら日常で使う分にはたいした問題にはならないからまぁいいんですけど、ちょっと気になるから分解して確かめてみることにしましょう。


その前にまずはスライドスイッチの修理から。


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このスイッチのカバーは両面テープでくっついているだけです。
マイナスドライバーを隙間へ突っ込んで慎重に剥がし取り、手で曲げて元どおりにします。

(左:施工前、右:施工後)
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ちょっと失敗しちゃった。曲げ戻したはいいけれど少しいびつになっちゃったかな。



次に充電ランプの確認です。


充電ランプを確認するには分解する必要があります。この機種はY字の特殊ネジを使っているため、専用ドライバーが必要です。他は特に難しいところはなく、外から見えるネジさえ外れれば素直に裏蓋が取れます。
ちなみに1本だけ+ネジがありますが、これは表蓋を分離するネジです。


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裏蓋と本体基板を接続しているフレキシブルケーブルは引っ張れば抜けます。




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おっと、こりゃ何だはてなマークはてなマーク
中が砂だらけ。。。特にスピーカー部分は砂と砂鉄がびっしりビックリマーク


この汚れ方は異常ですね。砂場にでも埋めて遊んだのだろうか。こんなに砂を食っちゃって、よく今まで故障しなかったものです。
除去しようとして一応がんばったんですけど、スピーカーの磁石が砂鉄を離してくれないので、ちょっと残ってしまいましたダウン


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さて、充電ランプのほうはどうなったか。


めざせ!ジャンク王  ・・・ってか

ガーン、フレキが千切れているガーン


これはF410にはよくある症状だそうです。


スイッチのON/OFFをしているうちにフレキが疲労してしまったのでしょうか。


かなり細かな作業になってしまうので、こうなりゃもう修復はあきらめたほうが早いです。

中には断線したフレキをつなげちゃう執念の人もいますけど、赤目にはそこまでの気力はなししょぼん どうしても直したければ他からジャンクを調達してニコイチしたほうが手っ取り早いし。

そうは言っても、これ、ニコイチの相方を追加投資までして直して使いたいというほどのモノでもないんだよなぁダウン


というのも、実際に試写してみて分かったのは、このカメラのスライドスイッチって正直なところ使いずらいんですよね。スイッチがつるつるなので手が滑って操作しにくいし、メニューボタンをいじっている最中にうっかりスイッチを押してしまって電源OFFにしてしまうことがしばしば。


それに、画質はイマイチだったし、撮影メニューが少なくていじってもあまり面白みがないし、例によってバックアップ電池がヘタっていて交換が必要なことも判明してしまいましたしょぼん


というわけで、一応は使えるんですけど、諸所の事情により普段使いの地位を獲得するには至らず、こいつの今後の身の振りについちゃどうしたものか、しばらくお蔵にしちゃおうかな、なんてぼんやり考えています。




※今回投資額:500円
※難易度レベル:低
※注意:感電の危険がありますので良い子は絶対にマネしないでください