めざせ!ジャンク王  ・・・ってか

日立 i.mega HDC-30X。補間処理による500万画素(実質311万画素)機です。
カメラのキタムラにて100円。付属品なし。
先日、カメラのキタムラでデジカメを5台もまとめ買いしてしまいましたあせるこれはそのうちの1台です。


どうせ画質はこないだのHDC-303Xと同じでロクなもんじゃないだろうと思いましたが、何しろ100円ですからね。惜しくないから壊そうが潰そうが御勝手次第。それに、HDC-303Xの赤外線カメラへの改造成功 に気をよくしていたところだしIRフィルタがまだ余っていたので、こいつもいっちょ改造してやろうかと思って購入。


単3電池とSDカードを挿入しテストしてみたら、全然問題なし。普通に使えます。こりゃ不戦勝だわニコニコ
でも画質は想像どおりHDC-303Xとほぼ互角でした。ま、最初から期待してなかったですけど。残念君2号ですね。



そういうわけですから、早速バラしてしまいましょう。


1.見えるネジを全部外します。


2.裏蓋を開けます。ハメコミになっているから隙間にドライバーを入れて慎重に行います。底面のシールが邪魔しますから、これも剥がします。


めざせ!ジャンク王  ・・・ってか めざせ!ジャンク王  ・・・ってか


3.ネジ2本を外し、表蓋を分離します。
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4.液晶をひっくり返します。


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5.ネジ2本を外し、レンズユニットを分離します。


めざせ!ジャンク王  ・・・ってか

これがレンズです。HDC-303Xと違ってここには赤外線カットフィルタはついていないようです。

じゃあCMOS側についている透明な板がひょっとして赤外線カットフィルタなのだろうか。


めざせ!ジャンク王  ・・・ってか

しかし、この板、ガラス製でしかもCMOSユニットにべったり接着されています。カッターを入れても全然歯が立ちません。仕方がないからCMOS自体を基板から外し、ザクザクとガラスを割るハメに。



めざせ!ジャンク王  ・・・ってか

しかしこの作業がなかなか大変です。つついてもなかなか割れないうえ、いくら注意してもガラスの破片が下のセンサーに落ちてしまいます。ここはデリケートな部品だし万が一に破片でセンサーを傷つけたらアウトですからね。非常に神経を使います。綱渡りです。


散々な苦労の末にどうにかこうにかガラスを取り除き、いざ基板へ取り付けようとしたところ・・・ぎゃ、やっちゃいました叫び


誤って指でセンサー部分を押して潰しちゃったショック!



めざせ!ジャンク王  ・・・ってか

センサーのきれいな虹色が汚いまだらになっています。くそぅ、うかつでしたむっ


この時点でもう戦意喪失。改造はあえなく失敗、廃棄処分決定ですダウン


そもそも、そのガラスが赤外線カットフィルタだったのかどうかは確認する前段階で失敗してしまったので何ともいえませんが、もしそうだとするならば、はっきり言ってこの機種は改造向きではありませんね。


こいつをもし赤外線化するのなら、IRフィルタを取り付けただけでも効果は期待できると思われるので、光量不足になる可能性はありますがそちらのほうが良かったかもしれません。





※今回投資額:100円
※難易度レベル:高
※注意:感電の危険がありますので、良い子は 絶対にマネしないでください。

2010.3.14追記
今思えば、ルーターで削り取るという方法もあったかなぁ。ミニルーター持っていたのに思いつかなかったです。
残念しょぼん


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