めざせ!ジャンク王  ・・・ってか めざせ!ジャンク王  ・・・ってか

Nikon COOLPIX S520。

左のサクラ色はオクにて1,700円でGet(送料手数料込み実質2310円)。

「ピントが合いません」ということでしたが、電源を入れてみると、なるほどレンズから「チチチ・・・」という音が常に聞こえ、ズームがwideのときはいいですが、teleのときは全然合焦しません。常にマクロモードになっているようだ。

しかしバッテリーと充電器本体以外の付属品は一式そろった800万画素機ですから、相場的に1,700円は格安です。


右のマゼンタはカメラのキタムラにて驚愕の500円でGet。付属品は一切なし。液晶が派手に割れていますがキズ汚れ使用感は一切なく、超美品。いくらも使用しないうちにぶつけたか落としたかして壊してしまったのでしょう。

うぅ、もったいない・・・

とにかく、500円は超破格値でした。


さて、この2台をニコイチするのが今回のお題です。

レンズを交換するよりも液晶を交換するほうが作業が簡単だという理由で、マゼンタを生かすことにします。


この機種の分解は比較的簡単です。

ハメコミはなく、外側から見えるネジを全部外すと素直に裏蓋が取れます。



めざせ!ジャンク王  ・・・ってか



しかしここで注意をひとつ。

フラッシュのコンデンサ(一番左の緑の筒)の電極がとってもいい位置にあり、そこに触れると感電します。

ワタクシ、裏蓋を外すときにうかつにもここへ指が触れ、やってしまいましたガーン

やけどのような、蜂に刺されたような、そんな感じの痛みが指先を走りました。イテテテ!!これはヤバいです。要注意箇所ですから気をつけましょう。


さて、裏蓋を外すと液晶は基板に固定されていないため、ぶらぶらしています。

これを手前側へひっくり返し、裏で接続されているフレキを外します。このフレキはノッチで固定されていますので、ノッチを指でハネ上げて外します。


あとは同じ手順でもうひとつのほうをバラし、液晶ユニットを取り出し、交換して組み立てるだけです。


15分で作業完了。

めざせ!ジャンク王  ・・・ってか

テストの結果はバッチリOK、OK牧場です合格


おいしいですにひひこんな軽い作業で実売1万4000円~2万9000円(何でこんなに開きがあるの?)のS520が、たったの2810円で手に入るわけですからねぇ。これだからジャンクはやめられないですねぇ。


この機種、我が家では最高スペックを誇るデジカメなのですが、実は私の妻がマゼンタをすでに新品で購入し、所有しています。

同色の同機種なので、うっかりするとどっちがどっちだったか見分けがつきません。

「アンタ、あたしのカメラとすり替えないでよビックリマーク」とクギを刺される始末。

残骸のサクラのほうもボディがまだきれいで捨てがたいだけに、やっぱりボディをサクラのほうに戻そうかちょっと迷っています。


※今回投資額:2810円
※難易度レベル:低
※注意:感電の危険がありますので良い子は絶対にマネしないでください


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