めざせ!ジャンク王  ・・・ってか
中国製のディズニーの壁掛け時計。頂き物なので詳細一切不明。

ムーヴメントは正常ですが、正刻になってもミッキー、ミニー、ドナルドのからくりが動きません。他、メロディの音量調整つまみがバカになっていてボリューム調整ができません。

一応時計としては使えるのですが、からくりが動かないとちっとも面白くないから分解修理をすることにしました。

分解手順としては、まず裏のネジを外すと枠とガラスが外れますので、続いて針を引っこ抜き(固いですが引っ張れば抜けます)、文字盤を外します。

めざせ!ジャンク王  ・・・ってか
中身はスカスカで、各パーツを線で結んであるだけの単純な構造です。


めざせ!ジャンク王  ・・・ってか

からくり部分を取り出したらさらにこれを分解し、その状態で時刻を正刻に手で合わせ、モーターの動きをチェック。
何だ、モーターがちゃんと回るではありませんか。最初は断線か接触不良でもしてるのかと思っていましたが、そうではなかったみたいですね。

そうするとあと考えられるのは、モーターの力が非力なため、ギヤの摩擦抵抗に負けて回せなくなっていることくらいでしょうか。
ミッキーを手で動かした感じではあんまり渋いような印象はありませんでしたが、とりあえず、ギア周りにCRCをかけ、スムーズに動くように調整してみました。

そして元通りに組みなおし、チェック。
おぉ、ミッキー、ミニー、ドナルドの3人がメロディにあわせてくるくると回転するではありませんか!!

直ってしまいました合格

やはりギヤがオイル切れで渋かっただけという単純な話だったみたいですね。


めざせ!ジャンク王  ・・・ってか
ちなみに、からくりのミニーちゃんの下についているスイッチは、メロディ・回転のイベント終了後に3人が常に正面を向くようにするための仕掛けです。


めざせ!ジャンク王  ・・・ってか

せっかくなので、音量調整つまみも何とか修繕したいと思いましたが、よく見るとつまみが完全にねじ切られています。これは部品交換しないことにはどうにもなりません。
このつまみは取ってしまいました。

代わりに、この穴へマイナスドライバーを突っ込めば音量調整は可能です。
あまりすっきりしませんが、そうそういじるところでもないのでこのままで良しとしました。

うーむ、今回は簡単修理でブログ的にはあまり実がありませんでしたが、おかげで家がにぎやかに明るくなった感じがして、修理してやっぱり良かったですニコニコ


※今回投資額:0円
※難易度レベル:低


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