2014年9月16日 手術の日

AM8:30 妹、到着。

AM9:00 主治医の先生から手術の説明を聞きました。

「神経鞘腫の場合は手術により神経を触るために術後にしびれが出る
確率が5割くらいあります。そのため、当院では神経鞘腫の手術は、
なるべくしないようにしていますが、2年前に比べて症状が強くなって
いる事、日常生活に支障が出て来た事、他にも病気を抱えてらっしゃ
ることから一つでも楽にしてあげたいと手術に踏み切りました。
神経線維を残し腫瘍の核の部分のみを摘出する核出術を行います。
そのため再発の危険性はありますが、神経の場合は機能障害を
なるべく少なくすることが必要である為今回はこの手術を行います。
非常に稀ですが神経の腫瘍にも悪性のものが存在します。
最終的な診断は切除した腫瘍の病理診断となります。
その他、心臓の手術等も行っておられるので手術に伴う偶発的な
合併症の危険性はありますが、その場合には、最善の治療を
尽くします。」


私と妹の目をしっかりと見て、説明してくださいました。
(長くなり、ごめんなさい。あせる

AM10:00 点滴開始
術着に着替えて血栓を防ぐストッキングをはいて呼ばれるのを
待ちます。

PM1:00 看護師さんと妹と手術室へ歩いて行きます。
手術室の大扉を入ると主治医の先生が迎えてくださいました。
手術前に手術室の中で主治医の先生の顔を見たことが無かった
ので意外でした。かおでも何かホッとしました。

「さぁ、行こか」「はい。」

手術台に上がり、準備が始まります。
「眠たくなる薬を入れますね。」との声が。
思わず、「先生!!眠たくなるって!寝ちゃいますよ!」
と叫んでしまいました。
「ええよ。寝て。」って先生が返してくださいました。
で、後は覚えていません。



「神経鞘腫(右前腕内側)8 手術(後編)」へつづく。