2022年12月 高知県 土佐市 大谷の石鎚神社 | 旅する石鎚信仰者

旅する石鎚信仰者

やはり石鎚山は素晴らしい。

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高知県土佐市用石に石鎚山があり、山頂に石鎚神社がある。

ここは最近発見した石鎚山で僕の知る限りではこの石鎚山の事を記した書物はなく、

今では地元の人しか知らない石鎚山となっている。

この石鎚山への登拝口がある大谷集落の方によると、石鎚山への登拝口は今回登っ

たルートではなく、集落南端から石鎚山へ向かってある谷間に本来の登拝道があった

ようで昔々はこの道から、お正月には何人かが登拝していたようである。

そして今回選んだルートはネット情報で得たものであるが、比較的に歩きやすく特別

迷うような所も無く、無事に石鎚神社を発見した、石鎚神社のそばに木製の鳥居が立

っているがもはや倒れかけ寸前、神額部分には「石鎚神社」と今もはっきり読み取れ

る、石鎚神社は石祠で北向き、大石集落の方向を向き作られている、そして中には立

派な石鎚大神の石像三体祭られていたが、今では管理されている様子は全くない。

この石鎚神社の祠と石鎚大神に文字は一切記されていないが、境内にある手水舎に

は「明治十七年申五月吉日」とはっきり読み取れる事から同時期に祭られたと思って

いる、そしてこの石鎚山の南方にある黒岩山にも石鎚神社がある事から、この辺りは

集落ごとに独自の石鎚信仰が発展していた事が分かる、「やはり石鎚信仰はすばらし

い」と思う石鎚山であるm(_ _)m

 

 

 

 

 

 

大谷の石鎚山

 

登拝口は大谷集落西奥の砂防堤の横にある

今回の登拝道は登拝口から164mの頂に繋がっている

 

ここが登拝口、大きな砂防堤の右側

 

ここを登って行く

 

良く踏まれた道が続く

 

右下から登ってきて折り返す

 

左が文旦畑になり途絶えた所から左に入る道がある

 

文旦畑の右に道は続いている

 

はっきりとした道

 

文旦畑の奥で道は途絶えるが鉄柵の右から奥に入る

 

なだらかな支尾根を稜線に向って登って行く

 

先が開け稜線が見えた

 

ここは国土地理院地図の164mの頂でここから南へ稜線上を行く

 

いくつかの小さな頂を越えていく

 

踏み跡は薄いが歩きやすい稜線

 

竹林を越えたところに小さな小山がある

 

この小山の奥に石鎚神社が祭られている

登拝口からここまで約一時間

 

山の奥に石祠が見える

 

祠の傍にあった鳥居はもはや倒れかけ寸前

 

何とか「石鎚神社」と読める

 

鳥居の奥の石鎚神社

 

手水舎は状態がいい

 

しかし正面の文字は全く読めない

 

左側には「沢村幾馬」

 

右側には「明治十七年申五月吉日」

 

石鎚神社は北向き、大谷地区の方向である

そして何も文字は彫られていない

 

中には立派な石鎚大神の石像が三体祭られていた

「やはり石鎚信仰はすばらしい」

m( _  _ )m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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