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大分県石鎚山の旅
津久見市の沖に保戸島という小さな島がありここに石鎚山がある
本当に小さな島であるが島の北西部分に張り出した小山が石鎚山で山頂まで登山道
もある、場所が場所だけになかなか行く事もできずこの石鎚山の事も詳しい事は分か
らないに等しい。
津久見港15時の船で渡り島の滞在時間は約2時間、港にある島のマップにも石鎚山と
記され登山道入口も記されていて、迷う事無く保戸島の石鎚山へ立つことができた。
山頂には立派な社が2つ並んであり、右の社には不動明王と石鎚蔵王大権現の石像
左の社には金色の石鎚大神が祀られてある、今も管理され信仰されている事も分る。
この石鎚山は地図にも「石鎚山」と表記されている事からかなり昔から勧請されていた
と考えられ、この島の大きさでこれほどの規模の石鎚山が作られたという事はかなり
石鎚信仰が発展したと考えられるも正確な由緒は無く僕の想像でしかない。
そしてここの場合、まさしく保戸島の石鎚山であるが北西向き (海向き) に社が置かれ
ている事から海上安全と大漁祈願の意味で祀られていると思う。
愛媛の石鎚山から遠く離れ、更に海を渡りこの小さな島にも石鎚山が勧請された事を
考えると「やはり石鎚山はすばらしい~」という言葉でしかない。
そして石鎚山を後にして島の一周道路散策である、その島独特の景色が待っている
訳であるが、やはり島の大きさの割りに立派なお寺や神社が目立ち、島民の方の信仰
心が伺える光景である、人の行き来も予想以上であり、島旅を極める意味でも貴重な
体験であった(^_^)。
保戸島の石鎚山はここにある ! !
そして登山口は石鎚山の真下辺り
津久見港15時発で保戸島まで25分
帰りは保戸島17時40分の船
頻繁に船もあり乗船客が多い事にはびっくりである
この島に上陸するのは始めてである(^_^)。
港にある看板、同じ内容のパンフが津久見港にもある
港から左へ、外周路を行けば石鎚山が見える
どういう訳か3階建の家ばかり
他の島では見た事が無い光景である
港から数分で石鎚山の登山口
電柱の後の階段が登山口である ! !
あれが保戸島の石鎚山 ! !
階段を上がり登山道へ入る
すぐに石鎚神社と波切不動明王の看板
普通の登山道と変わらない道
まだ新しい石鎚神社の鳥居
神額の裏には「2003年12月」とあった
岩山に無理やり道を作ってある
見上げても岩山である事が分かる
ロープのある道を登り
最後は海側を巻き上げると
石鎚山の山頂である
立派な石鎚神社の社が2つ並んでいる
右の社は不動明王と石鎚蔵王大権現の石像
左の社は中に小さな社があり
中には5寸の石鎚大神が祀られてあった
ここからの景色はすばらしい ! !
やはり島旅は青空に限る
正面遥か彼方には佐田岬半島が見える
下山して石鎚山の裏側へ、こちらは切れ落ちている
まだ時間はあるので1周道路へ
峠から眺める保戸島の全景
「やはり石鎚山はすばらしい」
という事である('-^*)/
旅する石鎚信仰者