2015年4月 第66番札所雲辺寺の石槌大権現 | 旅する石鎚信仰者

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やはり石鎚山は素晴らしい。

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今日も88遍路旅へ

先週から始めた2回目の四国八十八ヶ所霊場巡り。

今回はゆっくり急がずにという事であるが今日で既に31寺訪問、遠い遠い高知

室戸岬と足摺岬も終わり愛媛・香川・高知は見通しがつき、徳島にある2つ

秘境(焼山寺・薬王寺)のお寺をどう周るかで結願の日が見えてくる。

という事でこの2回目の88遍路は楽しい(^_^)。1回目では見えないものが見えて

にはまた違う意味での結願を目指している。

そして今日は徳島県の雲辺寺へ、そもそも石鎚山を極めるに極めると言う事から

始まった88遍路旅、2回目のこの遍路旅も石鎚山が呼んでいたのだろう。

自分の記憶が確かであればこのお寺に来るのは4回目で今日も貧乏旅ゆえに

ロープーウェイを使わず徳島県側から車で登った。

駐車場からお寺まで500m、本堂と太師堂でお経を済ませて御朱印をいただく、

先は急がないと言う事で境内をうろうろ、そして本堂横にある護摩堂が目に付く

建物にはただ「護摩堂」と記されているだけでここには誰も近寄ろうとしないとこ

あり、おそらく奥には不動明王が祭られているのであろう。

前回来た時は何とも思わなかった建物だが四国三十六不動霊場を周った事も

あり、今回の88遍路旅も36不動で作り上げた胸飾りを片手に巡拝している。

不動堂ともなればやはり何か気になるものがあり「土足厳禁」と記されているが

立入禁止ではなく薄暗い中へ入るとやはり奥には薄っすらと不動明王が見えた

そして片隅に厨子が幾つか並んであり勧請された御神像のようである。

ここで「石槌大権現 ! !」の文字を発見エリザベス

何と雲辺寺の護摩堂には石鎚蔵王大権現が勧請されていたのである。

厨子を開けてまでの確認はしなかったが蔵王権現が納められているのであろう

しかしそんな情報はどこにも無く、今回の発見もやはり36不動巡りと今回2回目

88霊場巡りがあっての発見であり、これも石鎚山が呼んだのであろう

「と、また勝手に思っている (^_^)。」






第66番札所 巨鼇山 千手院 雲辺寺

(きょごうざん せんじゅいん)

住所は徳島県だが札番は香川県の最初の番号

四国霊場のうち最も高い標高911メートル

ロープーウェイで来る人が多いが

徳島県側に大型車が通れるほどの道がある ! !

駐車場代500円 ! ! (自己申告)


本堂横にある護摩堂
ここに立ち寄る人は居ないに等しい


「護摩堂 ! !」とあるだけで由緒や祭神など何も記されてない
今日は天の囁きに従って何となく入ってみる事に

左側に厨子があり「巨鼇山雲辺寺鎮守五所大権現」とある

「石槌大権現 ! !」エリザベス
宝永元申暦とは1704年の事であり
弘法大師により勧請のよう

境内にある大師堂の横に「五大権現」がある
ここには一切何も記されてない
護摩堂の五大権現の事だと思うが
ここは神社になっていて拝殿だろう
ここは御札のみで御神像は護摩堂にあると思う
「やはり石鎚山はすばらしい」


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