あるモニター企画で素敵なレシピ本のご紹介がありました。
「チラ見」しただけでもおいしそうなおやつが満載のそのレシピ本。
迷わずモニターに応募しちゃいました
多田千香子さんの、『おやつ新報へようこそ。 』です。
「おやつ記者」の多田さんが渡仏し、パリの料理学校で学ばれていた時代に出会われたお菓子を中心として、おいしそうなおやつのレシピがいっぱいの本。
そのお菓子と出会われた馴れ初めや、お菓子にまつわる素敵なエピソードも紹介されていて、それを物語のように読むうちに甘い香りが漂ってくるようで、うっとりしながら拝見しました。
なかでも気になって仕方がなかったのが、「黙らせサブレ」。
多田さんが製菓教室で出会われたサブレがとてもおいしくて、友人のお子さんに振る舞ったところ、泣く子がたちまち黙ってニッコリしたというエピソード付きで、多田さんのご友人はそのサブレを「黙らせサブレ」と呼ばれたとか。
泣く子も黙るほどのサブレだもの、きっと手間ひまかかって仕方ないんだろうな・・・と思いながらレシピを拝見したら、意外なほど簡単!
材料も、家にあるものでなんとかなりそう。
粒のあらいグラニュー糖がなかったので、ザラメ糖で代用しましたが、見た感じは多田さんの本にあるものと大差ないくらいいい感じの焼き上がり
サブレの周りにまぶしたザラメがキラキラと輝いて、我ながらうっとり
さて、お味のほうは・・・?
めっちゃおいしい
もちろん甘いんだけど、その中に塩けもあって、食べ出したら止まらないおいしさ。
サクサクザクザクと食感も楽しくて、自分でこんなおいしいサブレが焼けるなんてとビックリしました。
子供たちも大絶賛。
長女なんて、「今まで食べたお菓子の中で一番おいしい!」って褒めちぎってくれたんですよ(ノ∀\*)
遅くに帰宅したダンナ様にも黙って差し出してみたら、「おいしいな、これ。どこで買って来たん?」ですって
「私が作ったんやで~」と言ったら、「すごいなぁ。こんな才能あったんゃな」と珍しく褒められました
そして全部胃袋へ・・・
「昨日のクッキーもうないの?」と子供たちにせっつかれて、翌日また作ることになってしまいました
でも、簡単に作れたのにこんなに喜ばれるなんて、ホントに嬉しかった
「マハラジャきなこパルミエ」。
パイ生地の中にきな粉とグラニュー糖を巻きこんで焼くパイです
パイ生地の作り方も丁寧に説明してありましたが、ちょうど冷凍のパイシートがあったのでそれを使っちゃった
香ばしくてサクサクで、これもとってもおいしかったです
『おやつ新報へ、ようこそ。 』には、他にも素敵なレシピがいっぱい。
滅多にお菓子作りをしない私の手元には、ナントカ型とかカントカ粉といった珍しい製菓グッズはちっとも揃っていないのですが、それでも作れそうなお菓子がまだまだあります。
どんどんチャレンジしたい!と思いつつ、今日もまた子供たちに「あのクッキーまた作って~!」と、「黙らせサブレ」を要求されている私なのでした。
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