立ち上がれリュックサックblog!

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負けない事、投げ出さない事、逃げ出さない事、信じ抜く事。それが一番大事。
CyberZで働くゲーム戦略マーケ 兼 企画プランナー 兼 営業局長・・・全部やっています

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「負けるぐらいなら、嫌われる」

4月頃、ここからどうやって組織成果を出していくか
もっともっと伸ばしていくにはどうすればいいか
私自身がとても悩んだ時期がありました

その時に思い返して手に取ったこの本
また最近、ふと思い立って読み直してみました

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ラグビー日本代表がW杯で
南アフリカに勝ったのは記憶に新しく
その際に活躍した田中選手の著書


その時の日本代表の裏側や
本人の思いが綴られているのですが

要は、タイトルの通り

 

「負けるぐらいなら、嫌われる」覚悟で

目標に向かって100%やり切れているのか?
なぁなぁな進め方や、やり方をしてないか?

 

という内容でした

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以下抜粋
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チームのためだったら、
いくらでもキツい言葉を投げよう。
嫌われたって全然構わない。
チームが負けてしまうぐらいなら、
チームメイトを厳しく叱咤して、
コーチともとことん言い合う。
それで、嫌われてしまってもしょうがない。
もし仲間外れになっても、浮いてしまっても、
チームが強くなれば本望だ。
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この一文に本書の中身は表されていて
とにかく「覚悟」を以て望めと強く
背中を押された気がしたのを覚えています。

もちろんそれだけではないにせよ、
事実それによって組織成果は伸長しましたし
私個人としては絶対にその思いでやってよかった
と振り返って思っています

が、

最近もう一回読み直した時に感じたのは
これはそもそもなのですが、、、

ラグビー日本代表と今の会社組織の前提が違うという事
チームの当たり前が組織の当たり前じゃなかったということ

✓全員の目的(集まる理由)が一緒
✓チームへのロイヤリティが高い状態
✓やるべき事が明確で
✓基本的に全員が同じワークをやっている
✓寝食を共にし、過ぎる時間軸も同じ


この状態でやれていれば最高で
昔はCAでも上記な状態に近かったと感じます

ただそれはもはや大昔の話

今や組織内の世代も多岐にわたり
業務内容や負荷もバラバラ

人の働くモチベーションだって
種類も方向も全然違う


だから、正論だけでは片付かない事
成果や業績、インセンティブだけでは進めない人
そんな色々なマインドやモチベーションの種類が

顕著に見える場面に直面する機会が増えてきました

それに対しては

 

✓関係性の質をもっと広く担保する事(限られた人と深くだけではダメ)
✓上下ではなく横でつながるという事
✓その人の業務にだけではなく「人」として向き合うという事

 

が大事だと


田中選手の本には上記の様な言葉選びでは
ありませんが同内容がしっかりと書かれていました

私自身、それが目に留まる精神状態になかったという事を

とても反省すると共に変化、進化していかないとなと強く思います


そのためには、みんながフラットに言い合える空気
顔色をうかがう様なコミュニケーションをなくしていく必要がある

それは、摩擦や嫌われる事を恐れて
見過ごしたり、かわしたりするのではなく

「負けるくらいなら、嫌われる」という覚悟をもって
今まで以上に人と仕事に向き合っていこうという思いと共に

それを自分だけではなくメンバーや上司が
相互でそういう会話や意志が見える

 

そんな組織、空気をもっともっと先導して
作っていきたいなと思いました

 

※今更ですみません