さてと続きです。
(遅いんだよ)
すいません、世界水泳見てたもので。
いやスピードスケートと水泳は好きなんですよ。
ただ走ってるだけの陸上は全然つまらないけど。
(陸上選手が怒るぞ)
人それぞれですから。
それでは音楽の方もどんどん行きましょう。
早速2曲目から。
まずは第1楽章。
...おお、力強い!
テクニックも見事なもの。
いいじゃないですか、小山さん。
表現力も伸びやかでこの曲に相応しい華がある。
しかも重厚。
迫力もある。
おお、おお...
(↑感嘆するサル太郎)
第2楽章でのしっとり感もなかなか。
続いての軽やかなギャロップ(?)では楽しくスキップ、スキップ♪...
これも幅のある表現力故か。
第3楽章前半ではさすがに疲れが出たのか、ミスが目立ったが...
構うことはない。
どんどん外し給え。
(奨励するな)
いやだって、外すの恐れて縮こまった演奏するより外しまくっても怒涛の演奏する方が私は好きだ!
断じて好きなのだー!!
(...)
いや勿論外さないで怒涛の演奏できたらそれが最高ですよ。
でもね、人間ですから。
そんなことができるのは1世紀に数人いるかいないかでしょう。
フィルクスニーがそれだったなぁ。
「展覧会の絵」の《ババヤガ(魔女)の小屋》から《キエフの大門》にかけての怒涛の演奏。
あれは圧巻だった...
一切の音の曇りなく、一切の乱れもなく、しかも豊かで迫力満点...!
人間業じゃないね、やっぱり...
だから人間にはそこまでは求めないの。
外してでも怒涛の演奏してくれたらそれで十分。
...と思ってたらそこはさすが小山さん、後半はまた持ち直して勢いもそのままに怒涛のフィナーレへ。
(怒涛しか言えんのか、おまえは)
語彙が貧困なサルなもので。
いや良かった。
見直しましたよ、小山さん!
そうだよなー。
コンクールなんて昔々のいわば出発点。
その後どんなピアニストになるかなんてその時点ではわからないわけで。
ホント、コンクールって当てにならないよね。
(あの、小山さんてショパン3位チャイコ4位なんだけど)
だからそんなこと売りにする必要ないってこと。
今これだけの演奏ができるんだから。
よく見りゃ上腕も立派な丸大ハム!
(↑ピアニストに対してこれは褒め言葉)
女性ピアニストの場合、ともすると線の細いか弱い演奏をする人もいるのだが。
この前の仲道さんとか。
でも小山さんは何と言うか、もっと堂々たる怒涛の演奏をするタイプらしい。
(また怒涛かい)
は、語彙が貧困なもので...
とにかく好みだったのだ。
ここ数年生で聴いてきたチャイコフスキーのP-コン1では断トツに秀逸。
お陰で「やっぱりこの曲は素晴らしい」と大好きな曲に再び格上げです。
ここまで違うんですよ、演奏によって。
小山さん、ありがとう!
他の演奏もいずれ聴きたいと思いますです。
えーとですね、この後後半に入りたいんですが、こっちはこっちでまた思い入れがあるので分けたいと思います。
では一端さよーならー。
(...)