ちょっと予定を変更して(作図に時間をとられ過ぎ)・・・
これまで症例については、主として疑わしいものを取り上げてきたが、少しづつ疑わしいものと気になるものとの間くらいの事例についても取り上げて行きたい。
先ずは、岩手の高血圧について、昨年12月の東京新聞から。一部を引用すると、
被災者 下がらぬ血圧 岩手医科大8カ月調査 140超6割のまま
2011年12月14日
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tohokujisin/list/CK2011121402100006.html (リンクはココ
)
東日本大震災直後、岩手県内で最高血圧が一四〇を超える高血圧の被災者が六割に上り、その後も改善していないことが、岩手医科大(盛岡市)の寺山靖夫教授らの調査で分かった。・・・
・・・陸前高田市を中心に、仮設住宅や自宅で暮らす高血圧の被災者三百五十八人を抽出して調査を継続。震災から八カ月経過した十一月の調査でも、ほぼ全員の血圧が下がっていなかった。このうち四割は震災前から血圧を下げる薬を飲んでいたが、六割はこれまでに高血圧の診断を受けたことがなかった。
阪神大震災や新潟県中越沖地震の被災地で実施された同様の調査では、四週間ほどで血圧の正常化がみられ、今回の異常さがうかがえるという。・・・(強調は引用者)
参考までに、陸前高田周辺での3.11後の汚染状況がわかる図を貼っておく。仙台以北でみれば、汚染度が高いことがわかるだろう。
文部科学省による走行サーベイによる連続的な空間線量率の測定結果(平成23年12月時点)
について(平成24年3月21日) (ココ
の一番上のPDFファイル)の19頁から抜粋