ヘルシンキホテルシリーズ、お次は、

比較的最近泊まった中でのヒット、GLOです。

(内容はいずれも2008年宿泊時のものです)


そこそこのランク以上のホテルのインテリアには、

ゴージャス系、モダン系、といろいろタイプはありますが、

個人的にはモダン系が好みです。


私も!とおっしゃる方にお薦めなのが、

このホテルGLOです。



シックでモダンなお部屋は、落ち着きがあります。

ライティングも、間接照明ベースで、お洒落な雰囲気。


一方、地震が起きたらどうなんだという、

ベッドまわりのライティング(上の図参照)。

何となく怖くて、背が低いことを最大限利用して、

ベットの下の方で就寝…。


ただ、ベッドのあるエリアが、

部屋より一段高くなっている(段差がある)のは、

デザイン・コンシャスな感じがする一方、若干危険。

うっかり者の私は、何度も躓きました…。


ま、「お洒落は我慢」(by 神田うのさん)です。


とはいえ、スタイリッシュな空間は、

やはりテンションが上がります。


このホテルのウリのひとつとして、

フィンランドのホテルとしては珍しく、アメニティが多いことがあります。

「GLO」のロゴがプリントされたアメニティ一式は、

ホテルの雰囲気にもあっています。


スリッパやバスローブなどがあるのも嬉しいです。

さらに、フィンランドのホテルでは珍しい、

湯沸かしポットや食器類も。



デスクのの上には、チボリオーディオのModel oneもあり、

i podをつないで音楽を楽しむこともできます。

ベッドの上のトラ(?)カワイイです。

これらが、ホテルライフを充実したものにしてくれます。



あえて難点をあげるとすると、広さと朝食でしょうか。


本当に「街の真ん中」のホテルであることもあり、

お部屋は、同クラスのホテルに比べると若干手狭です。

ヘルシンキの他のホテルに宿泊されたことのある方でしたら、

スタンダードなタイプのお部屋の場合、少し狭く感じられるかもしれません。


朝食も、宿泊したのが週末であったため、単純に比較することはできないのですが、

(フィンランドのホテルのサービスは週末劣化するため)

ワンランク下のホテルと比較しても少しさびしい印象でした。

(特に、ホットミールの選択肢が少ない印象)

もちろん、フィンランドのホテルの朝食は全体的にクオリティが高いので、

基本的には、満足度の高い朝食ですので、ご心配なく。





また、朝食に関しては、このホテルならではのお薦めポイントがあります。

窓際の席に座ると、ヘルシンキの中心街の朝の風景が眺められることです。

石畳で舗装された中心街を人が行き交い、トラムが走る様子をみると、

それだけで「ヘルシンキ!」を満喫したような気分になります。





ホテルGLO総括:

【プラスポイント】

スタイリッシュなインテリア、充実したアメニティ・備品類、

ヘルシンキの中心街というロケーション

【マイナスポイント】

部屋の広さ、バリアフリーではないところ、朝食(ホテルのランク比)、

駅からのアクセス(空港からホテル直行の場合は問題なし)