諏訪原城

またも、お城シリーズ！
今回は静岡県島田市金谷にあったお城です♪

駿河侵攻後、遠江の徳川家康と対峙することとなった武田軍。

武田信玄死去後、大井川を背にした牧之原大地（大井川西岸）に、武田家の武将馬場信春が築いたのがこの諏訪原城です。

大規模な三日月堀、丸馬出、細い土橋など武田流築城術が結集した城で馬場信春の腕の見せどころですね(笑)

しかし、長篠の戦いで武田勝頼の武田軍は織田信長・徳川家康連合軍に大敗！

翌年には勢いづく徳川軍の包囲を受け諏訪原城は一ヶ月の篭城戦の後に、城兵が城を火にかけ撤退・落城。

以後は徳川の城として機能し、

徳川家が関東に移封になると同時期に廃城となったようです。

外堀　・　ニノ曲輪につながる土橋

家が1軒入るくらい大きい外堀


丸馬出と三日月堀

城の南に東海道がはしり、大井川を背にして背水の陣となる扇型の縄張りで、西は曲輪ごとの高低差はあまりないが東は崖となっている。
２０１６年度には城門が復元予定だそうです。

通称「扇城」。