鍼灸と自律神経失調症:たかだ鍼灸接骨院での考え方 | 安曇野市・松本市で肩こり・腰痛・美容・不妊治療・スポーツ治療はお任せください!

こんにちは、たかだ鍼灸接骨院です。
以前ブログで自律神経失調症とはどのような症状なのか、ということをかかせていただきましたので、本日は、鍼灸治療との関係をお話させていただきます。
関連記事:『自律神経失調症に針灸は効くの?』塩尻市在住のTさまからのご相談

鍼灸・ツボについては4000年の歴史があります。ツボを鍼灸で刺激することで血液の流れをよくし、カラダ全体のバランスを整える、というのが鍼灸治療の根本的な考えです。
はり・きゅうやマッサージなどの外的刺激は、過緊張状態になった自律神経の働きを和らげることができます。

 

鍼灸の自律神経失調症への効果
カラダの諸器官を調整する効果:五臓六腑で生成された気・血・津液を全身に運び、栄養をスムーズに運んだり、機能調節をする作用があります。
リラックス効果:自律神経を整えるとリラックス効果が生まれます。
治療・鎮痛効果:痛みがある方には、その部位も治療を行い、痛みを和らげます。

自律神経失調症は、アバウトな症状で、「お医者さんで検査をして臓器はどこも異常はないけど、とてもつらい症状がある」というような状況で、この診断名を使うことが多いです。なので、西洋医学のように病気の場所を具体的に特定して治療を行う医学では、症状が治しにくかったり扱いづらい状態で、近年増加傾向にあるといわれています。
しかし、東洋医学では自律神経失調症という症状は、どのように治療していくか、ハッキリしています。東洋医学では、自律神経失調症とは全身の臓器諸器官のバランスが乱れ始めた状態に当たります。鍼灸治療はカラダ全体のバランスを診て全身を治療するのが基本です。一つ一つの症状を別々に診る西洋医学とは、その点も違いがあります。

自律神経失調症と針灸治療の当院での考え方
当院では、患者さまをしっかり問診し、体質にあわせたオーダーメイドの施術を行っています。鍼灸を行うことにより、自律神経のバランスを調整し、筋肉の緊張を和らげ、血行を促進して症状を改善することができます。前回もおつたえしましたが、自律神経失調症は、くび・かた・背中にも取れづらいコリが現れます。この凝りを柔らかくし血行を促すこともポイントになります。

鍼灸を行うと、体が軽くなり、気分も落ち着き、心が晴れやかになってきます。カラダが軽くなると、心が晴れやかになると同時に、食欲がましたり、便通が良くなったり、睡眠がしっかりとれることで、心の負担が軽くなっていきます。

西洋医学的な治療を行う前、あるいは大量の安定剤を使用する前に、鍼灸治療を受けることをぜひおすすめします!