三か月に一度くらい遺書を書いてみる。

天命を全うする義務があると考えるので自殺予告などではない。


自己を見つめるため。

「今日眠りについた後もう目覚めなかったとして」お手紙を書く。


言いたかったこと‥。
わかってほしかったこと‥。


そして 自分に問う。



「本当に最後のメッセージがこの内容で良いのか?」




違う。


ほんとに最後に伝えたいことは


それぞれへの 感謝だ、と気付く。




「明日、目が覚めなくても何の悔いもない」


「少しも長生きしたいと思ったことはない」


毎日 そう 思っている。


明日、目が覚めないことを想定し、たくさんの人に感謝を思い、目を瞑る時、

「お前はこんなものか?」

と沸いてくる。


「もっと何か出来たのではないか」


と沸いて来る。



考える。



明日目が覚めなくても悔いはない。

出来るだけのことをしてきた。


でも「もっとできるはず」


この思いがある以上、顔を上げて前を向く。