新患さんの話です。
5歳、男の子。
むし歯ができたということで、お母様と一緒に来院されました。
むし歯予防のために、話をする為に、私もお口の中を拝見しました。
お母様に伝えなければいけないことが、山ほどありました。
それは、
もちろん、間食指導やプラークコントロールの問題以外にも、
*舌小帯萎縮症(舌の下についてるひもが短い)
*サ、タ行の発音ができない。
どもりがある。
とりあえず、MFTトレーニングを取り入れてもらうことをお話しました。
言語に関しても、ある程度は、MFTで良い方向に導いてくれるだろう。
でも、どもりに関しては、発達相談された方がいいかなと心の中で思ったのですが。。。。
歯科として話をしてもいいのだろうか?と悩んだ挙句
お伝えしました。
この患者さんは、来年就学ですし、
相談するなら今しかない!!!
と思ったから。
お母さんも気づいていて、どうしたらいいか悩んでいたようでした。
そちらの件は、発達相談所に行ってもらうことにしました。
舌小帯萎縮症については、出産した病院でOpeするかどうか聞かれたそうで、様子見でここまできたとのこと。
うーん、その時やっておけば。。。
なんて思いましたが、後の祭りです。
気を取り直して、
今日はMFTの診断。
舌萎縮症、(ハート舌)
低位舌
発音
とにかく、舌が上手く使えてない。
まずは、舌小帯を伸ばすトレーニングを行います。
正しいスポットポジション
ポッピング
まだ初回なので、スポットもできません。
舌小帯が伸びるまで、Opeは先送りします。
肝心なポイントは、Ope後、瘢痕治癒するので、必ず術後も早い段階でトレーニングすること。
このような感じで始まりましたが、
お母さんの理解と協力で、
この患者さんがどうなっていくか。。。
とにかくMFTのレッスンは、ビデオ撮影やフードプラクティスなどなど、
楽しい環境で行ってますので、
飽きないように工夫して、いきたいと思っています。
iPhoneからMFTの投稿