キングフィッシャー ワンワールドへの加盟延期
インドのキングフィッシャーは、予定していたワンワールドへの正式加盟を延期することを発表した。
当初は2月10日の予定だったが、同社の財務上の強化のための措置とのこと。
ここ最近はヨーロッパのエアラインの一部が運航停止に追い込まれていたので、欧州経済もだいぶ良くないのではと思っていたが。
キングフィッシャーは比較的新しい航空会社のイメージと勢いのあるキャリアというイメージがあったが、今回は運航停止ではないにせよ、インドのエアラインも大変なようだ。エアインディアもスターアライアンス加盟が見送られたりと、大きな市場のインドだからインパクトもそれなりだろう。
タイ国際航空 バンコク/ロサンゼルス直行便をソウル 仁川経由に変更へ
タイ国際航空は、現在バンコク/ロサンゼルスの直行便で運航しているTG794便、TG795便をそれぞれ5月からソウル 仁川経由便に変更する。
使用機材もA340-500型機から777-200ER型機に変更、またデイリー運航を週5便に減便する。
この路線は、SQのシンガポール/ニューヨークに次ぐくらいの長距離路線である。乗る機会はないが、実際に片道15時間以上はかかるだろうから、経験したことがないフライト時間。
以前は成田や関空経由でTG便はロサンゼルスに飛んでいた時期があり、一度利用したことがある。今回はソウル経由だったが、また復活でもしれくれると個人的には嬉しい。
スカイチーム Sky Priorityサービスを導入
スカイチームでは、スカイチームエリートメンバー、ファーストクラス、ビジネスクラス利用者に対して提供する優先サービスを「Sky Priority」として統一、導入する。
2012年3月に一部ハブ空港から始めて、順次導入していき、2013年前半には1000か所以上の空港で展開する予定とのこと。
既にデルタ航空が2010年より導入していたサービスで、今回スカイチーム加盟各社全てが導入する。
Sky Priorityサービスは以下の通り。
ブランドの統一による訴求で、更にシームレス化を図っていく一環であろう。
デルタ航空 ニューヨークの2空港の国内線、国際線ハブ化を強化
デルタ航空は、ニューヨークのJFK国際空港とラガーディア空港をそれぞれ国際線、アメリカ国内線のハブ空港として強化する。
ラガーディア空港はUSエアとの発着枠交換で増加することから、マイアミ、ダラス/フォトワース、ヒューストン、デンバーなど新規路線を開設、またシカゴ、ナッシュビルなどで増便をする。
JFK国際空港からはLAやサンフランシスコなど大陸横断路線の増便、国際線との乗継の便利なアメリカ国内線の追加、プエルトリコ、ドミニカ共和国などカリブ諸国への新規路線などを開設する。
今後JFK国際線ターミナルも新たに拡大する予定であるし、ニューヨークをハブとして位置づけられるのは利用者の利便性も高い。
エミレーツ航空 6月からドバイ/ホーチミン線就航
エミレーツ航空6月4日より、ドバイ/ホーチミン線に就航する。
使用機材はCY2クラス制のA330-200型機で、デイリー運行予定。
世界のあらゆる場所にネットワークを広げているエミレーツだが、意外にもホーチミンは初めての乗り入れとなる。一時期はベトナム経済もものすごい勢いで伸びたが、最近はどうなのだろう。
新旧混在するエネルギッシュな街なので、旅行で行くのも楽しいかもしれない。