旅客手荷物の紛失・盗難個数、2008年は20%減 | Flight Blogger Nippon 2011 0fficial Blog

旅客手荷物の紛失・盗難個数、2008年は20%減

【News Source】
AFP・BB News
配信日時/3月29日19:17
http://www.afpbb.com/article/economy/2587438/3976946
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<3月29日Relaxnews>国際航空情報通信機構(SITA)が25日発表した航空手荷物に関する報告書によると、預かり手荷物の有料化などによって、航空手荷物の紛失・盗難件数が減少した。
 同報告書によると、紛失したり取り扱いミスにあった手荷物の数は、2007年の4240万個から2008年に3280万個に減少した。
 また、紛失後に永久に発見されなかった手荷物は、2007年の128万個から73万6000個に減少した。
 SITAによると、減少した原因の1つには、預かり手荷物の有料化が挙げられるという。手荷物の有料化は、アイルランドの格安航空会社ライアンエア(Ryanair)が最初に導入したが、現在は欧米の複数の航空会社が採用している。
主要航空会社として初めて手荷物の有料化を実施した米アメリカン航空(American Airlines)では、預かり手荷物の数が1人あたり1.2個から1個以下へ減少した。全体では手荷物の数が15万個減少したという。
 世界全体での預かり手荷物の数は明らかになっていないが、いくつかの航空会社では、機内持ち込み荷物の制限を緩和することで預かり手荷物の個数が減少している。