成田着FedEx貨物機転覆炎上事故(8) | Flight Blogger Nippon 2011 0fficial Blog

成田着FedEx貨物機転覆炎上事故(8)

【News Source】
YOMIURI ONLINE(讀賣新聞)
配信日時/3月29日AM3時25分
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090329-OYT1T00169.htm

成田空港で米フェデラルエクスプレス(フェデックス)貨物機が着陸に失敗した事故で、事故機は、風速や風向が急激に変化する「ウインド・シア」を事前に予測できる警報装置を装備していなかったことが、国土交通省の調査でわかった。
 同装置を装備する法的義務はないが、航空関係者は「滑走路近くで激しいウインド・シアが発生していた場合、同装置があれば、着陸を見送る判断をできた可能性もある」と指摘している。

 ウインド・シア警報装置には―
①離着陸時などの低高度で、早ければ約1分前に予測できるタイプ
②ウインド・シアに遭遇した時に検知するタイプ

の2種類がある。事故機の前に同じ滑走路に着陸した9機のうち少なくとも6機には①の予測型装置が装備されていた。②のタイプは、対地接近警報装置に組み込まれる形でどの大型機にも装備されており、事故機にもあった。