コンチネンタル航空米国内線旅客機墜落事故第9報 | Flight Blogger Nippon 2011 0fficial Blog

コンチネンタル航空米国内線旅客機墜落事故第9報

【News Source】
47NEWS・共同通信
配信日時/3月26日AM10:57
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009032601000310.html
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<ニューヨーク25日共同>米ニューヨーク州バファロー近郊で2月に起きたボンバルディア機の墜落事故で、米運輸安全委員会(NTSB)は25日、主翼などの着氷を取り除く装置を含め、事故機にシステム上の欠陥はなかったとする暫定的な報告書を発表した。パイロットの操縦ミスの可能性が強まった。ただ、着氷が事故原因につながった可能性も排除せずに調査を続けるとしている。
この事故を受け、NTSBは着氷が操縦に与える影響や氷雪時の運航、失速状態からの回復などをテーマにした異例の公聴会を5月に実施することも明らかにした。着氷は主翼や尾翼付近の空気の流れを変えるため、事故につながることがある。
報告書によると、2007年に高知空港に胴体着陸したのと同型の事故機では事故当時、着氷を取り除く装置が作動していた。
また、墜落直前に失速防止機能が反応し、操縦桿を揺らしてパイロットに対応を促す機能が働いていたことを確認した。失速防止機能が働いた際の速度は時速約240キロ。一般的には、機首を下げて速度を上げなければならないが、フライトレコーダー(飛行記録装置)の解析によると、同機は逆に機首上げの操作をしたとみられると指摘した。
【 墜落事故経緯 】
米ニューヨーク州で現地時間2月12日夜10時10分頃、乗客乗員48人を乗せニュージャージー州ニューアークからニューヨーク州バッファローに向かっていたコンチネンタル航空(Continental Airlines)3407便DHC8‐Q400型機がバッファロー空港に近い住宅街「クラレンスセンター」に墜落し、炎上した。
事故機はカナダのボンバルディア(Bombardier)社製DHC8‐Q400型機で、乗員乗客48人の他、地上の住民2人の計50人が死亡した。