アシナア航空、「AIR BUSAN」の茨城乗入れを検討 | Flight Blogger Nippon 2011 0fficial Blog

アシナア航空、「AIR BUSAN」の茨城乗入れを検討

【News Source】
読 売 新 聞
配信日時/3月23日
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ibaraki/news/20090322-OYT8T00943.htm
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来年3月に開港する茨城空港への仁川(ソウル)便就航を決めた韓国大手のアシアナ航空が、開港数ヵ月後の開設を予定している釜山便について、子会社のエア釜山(AIR BUSAN)での乗り入れを検討していることがわかった。海外の格安航空会社を中心に路線拡大を目指す県の戦略が鮮明になる中、新たにまた一つ、新興航空会社が乗り入れる可能性が出てきた。
エア釜山は、釜山市や釜山の企業などが出資して2007年に設立。アシアナは翌年から加わり、子会社化した。現在は釜山~金浦(ソウル)線など韓国国内のみの運航となっているが、中国や日本、東南アジアなどの国際線に乗り出す計画も持っている。
アシアナが運航する日本と釜山を結ぶ路線はこれまで、福岡空港と関西空港にしかなかった。茨城空港への路線が開設されれば、首都圏初の就航となることから、アシアナ側の期待は大きく、当面は週3便の運航が計画されている。さらに、エア釜山での乗り入れとなれば、日本への初参入となる可能性もある。
アシアナの幹部は読売新聞の取材に『我々はエア釜山の大株主であり、可能性としてエア釜山での乗り入れも考えている』と語った。
韓国では、ハンソン(漢城)航空や大韓航空系列のジン・エアーなど格安航空会社の設立が相次いでいる。
アシアナによると、エア釜山は一定のサービスを重視する地域航空会社との位置づけで、大手の半額以下の運賃などをセールスポイントにする格安航空会社とは一線を画しているが、親会社のアシアナと比較すれば、1~2割安い運賃設定になっているという。
県幹部は『厳密に言うと格安航空会社ではないが、運賃が安いのは間違いない。茨城空港は低価格で利用しやすい空港を目指しており、エア釜山の乗り入れが決まれば、注目度は高まるはずだ』などと期待感を示している。