仲直りランチで食べたイワシの骨がノドに刺さった昨日。
今朝になったら寝てる間に取れてたとかいうこともあるかな~
と淡い期待を抱いていたものの、食べたり飲んだり喋ったりするわけでもない就寝時に
骨が移動してくれるワケもなく、目が覚めてすぐに水を飲んだら
案の定、ズキン!と痛みました。

昨夜ネットで調べたところによると、
魚の骨が刺さったときは、ごはんを丸呑みするのがいいとかよく言うけれど
実はそれは間違いで、余計に奥深くに刺さってしまう場合があるので
速やかに病院へ行くのが正しい対処法だという事が分かったのだが。
実は夜になるまでに、いろんなモノを飲み込んだり
歯ブラシをノド奥に突っ込んでみたりと、自己流ですでに色々試してしまっていた私。
ネット検索の結果を見て、青ざめた私は
翌朝になってもダメだったら病院へ行くとピーにも伝えておいた。

そこでアイリでおなじみのいつもの救急へ行ったんだけれど、
まずは受付にて状況説明し診察を依頼。
その後待合室で待つこと数分、すぐに名前を呼ばれたので
診察室に入りまた状況を説明し、問診+脈拍チェック。
魚の骨で、脈拍チェック???(指にカプラ付けてバイタルサインみるやつ)と思ったけれど
色々聞かれてなんとなく納得。
痛みがあるか、モノが飲み込めるか、呼吸が出来るか・・・など。
(呼吸出来なかったら救急車で運ばれてると思うが、一応ココも救急だもんね)

問診中あまりにも私が暗い顔をしていたのか、若いお医者さんは英語で色々話しかけてくれた。

「大丈夫だよ!ちょっと口の中を見るだけだからさ!すぐによくなるよ~
他の医者がちゃんと診てくれるからね!心配しないでー」

って、オイ、じゃあアナタは問診担当?

そしてまた待合室へと逆戻り・・・

少しするとまた名前を呼ばれて、今度は別の診察室+担当医へ。
そこでまた最初から状況説明+問診。
一体さっきのはなんだったのか・・・?

でも今度は診察台の上で口の中を診てもらった。
一歩前進! しかし・・・

「うーん、ここじゃ見えないわ、設備のある耳鼻咽喉科へ行ってね」

・・・おーーーーい、ってことはここは何科?救急科?
だったら最初の受付、もしくは二人目の医者の段階でそっちに回してよ!

そして耳鼻咽喉科があるというB号棟へ行ってと言われてそこの受付へ行って事情を説明すると
耳鼻咽喉科はC号棟だと言われた・・・
あーもぅ暑いのに、カンベンして~

そして今度こそ耳鼻咽喉科へたどり着き、
3人目の医者からもらった診断書を受付で見せて、また待合室で待つ。
でもすぐに名前を呼ばれて診察室へ。

今度のお医者さんも、結構上手な英語で色々話しかけてくれた。
まずは普通にノドを見せるも、やっぱり見えない。
今度は舌をガーゼでつつんで、ギュっと外へ引っ張りながらノドにアイス棒のようなもの入れてみる。

ぐえぇぇ~、苦しいー!
そんな奥まで突っ込むなーーー
舌もそんな力いっぱい引っ張り出さないで~~~いーたーいーーー

でもそれでも見つからず・・・
今度は胃カメラ?のような先っぽにカメラが付いている管を鼻から入れて確認。
生まれて初めて鼻からそんなモノ入れられたよ!
気持ち悪かったけど、結構入るもんだね。
そしたらようやく骨発見♪

そして今度は自分で舌を引っ張りながら先生がカメラを見ながらピンセットで挑戦!
しかし結構奥深くに刺さっているようで、届かない・・・

そこで今度は、小さいミラー(歯医者で使うやつね)をライターで消毒し、
それをノドの奥に突っ込んだ!

あぢぃぃぃーーーーふらふら

アレ、熱かった? 変だなぁ、ゴメンね!

と謝る医者・・・
アンタのごっつい指と私の繊細なノドの粘膜が感じる温度は全然違うから!
もっと気をつけてよ~~~むかっ(怒り)

えづきながら、熱いと訴え、涙目になり鼻水まみれの日本人女性を気の毒に思ったのか
突然口の中にスプレーを噴き掛けまくった。

ナニこれ~、マズイーーー変な味!!!

と思ったら、横でピーから、麻酔薬だから飲み込んで!
と言われ、そのマズイ液体をなんとか飲み込んだ瞬間には
もう口の中の感覚がほとんどなく、舌がロレってしゃべれない~
そしてまた言われるがままに、私が舌をガーゼで包んで
これ以上ムリというところまで引っ張り出している間に、
また医者がミラーをライターであぶっている。

ひぃ~、今度はちょっと冷ましてから入れてっ!!!

と言いたくても舌が動かないーーーげっそり
有無を言わさずミラーを今度はさっきよりも奥深くに突っ込まれ、
さらにピンセットをノド奥へねじ込んだ。
麻酔が効いているから熱くはないけれど、それでもむせ返るっ!

んげえぇぇぇぇ~~~
ぐるしいーーーはーやーくーだしてよーーー
ぐええぇぇっっ、ごほごほごほっっっ
まーだーなの~~~、吐くぅーーー!!!

(注:ピーのアドバイスにより今朝から何も食べてないので出てくるものはありませんが)

と、悶絶すること数分・・・

おぉっ!

と医者がピンセットを取り出して見せてくれたのは。

ちっさなイワシの骨。
推定1センチちょいくらい。

こんなモノがささっていたのね・・・もっとすごいブツが刺さってるかと思ったけど。
先生、アリガトウ~~~、よくぞ取ってくれました!!!
こりゃあ取るの大変だったでしょうよ・・・
涙目でロレツが回らないながらも、なんとかグラシアスを2回言った私。

私も頑張ったよ・・・
オツカレ自分。

口の中は麻酔が効いてるので、取れたかどうかの感覚は分からなかったけれど
取れたブツは見たわけだし、すっかり安心していた私に医者のひとこと。

一応見えた分に関しては取れたけど、まだ残っている可能性もある。
そのときは熱が出るだろうから、そしたら明日また来てね!
その場合は痛くても痛み止めは飲んじゃダメだよ。


がーーーーーん・・・・・バッド(下向き矢印)

嬉しさ90%、不安10%を残しつつ診察室を後にした私に、ピーもひとこと。

「見えた分を取るのにもこれだけ大変だったんだから、
もしまだ残ってたりした場合は、さらに大変な処置になるんだろうねぇ・・・
でもハニー、キミは勇気があるよ、ボクなら絶対来なかったね!」



って、ひとの不安を煽るようなこと言うなっ!!!

あぁ、明日まで熱が出ませんように・・・
っていっても、現時点でノドに違和感もないしね、ま、大丈夫でしょ♪

たった1日のお付き合いだったけれど、
体のどこにも痛いところがないって、本当に幸せなことだよね。

取れる前は、もぅ一生イワシなんか食べない!って思っていたけれど
今は、まぁ今年いっぱいくらいは食べたくないかな、くらいまで回復してきた。
まさにノド元過ぎればなんとやら・・・だね。