札幌のスガイディノスで上映している「モリのいる場所」を見てきました。山崎努と樹木希林のファンとしては是非にと、しばし悠久の流れを楽しんできました。劇中流れる音楽もモリのいる場所(家の庭)にある木々や虫たちに共鳴するような、まるで森の中にいるような旋律でした。どこかで聞いたようなこの音は何だろうと不思議に感じていましたが、そうだ、よく聞く「ムックリ」だと気が付きました。それもとても高度な技術をもってする演奏です。誰がムックリを演奏しているのだろう、とずっと気になり帰りにパンフレットを購入しましたがどこにも「ムックリ」の表記がありません。私の聞き間違いで「ムックリ」ではなかったんだろうか、と思いながら、でも絶対「ムックリ」だと確信しているのですがどなたかご存知の方教えてください。

 

北海道は道をあげて「イランカラプテキャンペーン」をやっています。新聞やテレビでも毎日何かしらの情報提供をし、”アイヌ文化を広めよう!””アイヌ文化に親しもう!”と様々なイベントや講演が行われています。2020年には白老に国立のアイヌ民族博物館ができ、東京オリンピックには多くのアイヌ民族が衣装を着て参加する、と伝え聞いています。そんな中でこの映画でアイヌの音楽に出会った、それもさり気なく、音だけの主張、ちょっと感動しました。

~アイヌ民族の文化に触れる~

 

2月17日(土)13:30~16:30

参加費:500円(材料費代)

かでる2.7 1050号室にて

「アイヌ文様刺しゅう体験」がおこなわれます。

 

道内に避難・移住している人を対象にしていますが、広い交流が目的になっているため、どなたでも参加できます。

講師は北海道の老舗デパート「丸井デパート」の包装紙のデザインにかかわった津田命子氏と公益財団法人アイヌ文化推進・研究機構アドバイザーの宮田初枝氏。豪華な講師陣に直接教えてもらえる絶好のチャンスです。是非ふるって参加しましょう。

 

 

2018年はどんな年になるでしょうか。

 

恒例の東京での展覧会も終え、その時には間に合わなかったカレンダーができあがりました。

表紙のエカシは結城幸司氏(?)

何を訴えているのか・・・

何をみつめているのか・・・

 

眠ったならば

かならず 起きる

起きたらすぐに 空を見よう

タント シリ ピリカ

今日は良い天気

 

いつもの幸司節ではじまるカレンダーを見てみましょう。

購入はhttp://ainu-bunka.com/ でどうぞ。 

 

 

 

 

結城幸司さんはこんなこともしています。

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https://readyfor.jp/projects/ainu-maori

あと29時間で終了します。

みなさん応援してください。

結城幸司氏の版画を購入できます。

 

昔からあったマスキングテープですが、最近のブームはすごい!

かわい~い、美しい、多種多様なものがありますが、アイヌ文様は珍しいですよ。

それもあの津田命子先生の文様です。

津田命子(つだのぶこ)先生はアイヌ文化の研究をされていてアイヌ民族の女性ではじめて博士号をとった方です。テーマであるアイヌ衣装の研究から織りや編み、アイヌ刺しゅうも実践され、美しいアイヌ文様に触れてほしいとの想いでアイヌ刺しゅうのテキスト本「アイヌ刺しゅう入門シリーズ」を著しています。

その中の『チヂリ編』に登場するマタンプシ(鉢巻)につかわれている文様をマスキングテープに使っています。日常使いにアイヌ文様を・・・・・。

購入はショッピングサイト

なお、津田命子先生は札幌市の老舗デパート”マルイ”のショッピングバックの制作にも参加しています。デザイナー戸田正寿氏とのコラボで産まれたこのバックほしさに買い物に行く人が増えているそうです。

先住民族アイヌが舞い、踊り、歌う。


時:2016年1月16日(土) 開場12:00 開演13:00

場所:かでる2・7(札幌市中央区北2条西7丁目 TEL011-204-5100) 

入場無料 ※アイヌ伝統楽器「ムックリ」を来場者にプレゼント





フェスティバル表

フェスティバル裏



カメラマン前沢卓氏は北海道標津郡中標津町在住。30年ほど前より、阿寒湖や屈斜路湖などのアイヌ民族と交流を持ち、そのときどきのアイヌの人々の表情や儀式の模様をファインダーにとらえてきた。アイヌの人々との深い絆を感じさせる、優しく豊かな表情に溢れたポートレートは圧巻。



すぐれた人物写真は、第一に、撮影されている人物の人柄や背景(時代、文化、生活)などを物語ってくれる。第二には、撮影されている人と撮影している人との関係をはっきりとか、あるいは暗黙に、あらわしている。 前沢卓さんのこの写真集は、道東地方に住むアイヌ民族の人びとの姿をいきいきととらえた貴重な作品である。阿寒湖のマリモ祭りに際して、正装し威儀を正してイチャルパ(先祖への慰霊式)に臨むエカシ達は、凛として美しい。すでに亡くなったエカシやフチの在りし日の面影は、なつかしく、いろいろな思い出を呼び出すだろう。私も何人かは知っている亡くなった方々の姿に、こうして接することができるのはうれしい。 そしていまを生きる老若男女のポートレートは、内面の強さや、やさしさをみごとに写しとっていて魅力に満ちている。 この写真集には撮影者の前沢卓さんの、アイヌ民族への敬愛、親愛の情があふれている。そうでなければこのような、アイヌ文化のいろいろな側面にせまる写真は撮れないだろう。儀礼や祭りの様子、祭司達の姿などは、歴史的な記録としても貴重なのではないかと思う。 ゆっくりと眺めて、人びとのたたずまいの思いをはせたい。 ―序文(花崎皋平)より―

「NHK AINU ART祭in平取」が2014年12月20日(土)に平取町のふれあいセンターで開催されます。

Event1・・・地元工芸家による作品の展示

Event2・・・マイ・解説ノートをプレゼント

Event3・・・ノカノカタッチプレイ(タッチパネルで描いた文様がデジタルで動く)

Event4・・・スペシャルステージ(俳優の宇梶剛士さんとのトークなど)


札幌発無料送迎バスもあります(問い合わせ:平取町役場アイヌ施策推進課 01457-2-2341)

びらとり温泉で平取牛を食べることもできます。


ainuart祭表

ainuart祭裏

2015年1月31日(土)には「NHK AINU ART祭 in 白老」が開催されます。


結城幸司氏の版画カレンダー2016ができました。

2015年10月に東京の「ギャラリーモーツァルト」で開催した『熊山五十作品展 レラ アンチュプ』で披露した版画を使ってつくったカレンダーです。2016年も熊年の進化をみてみましょう。

「版画ハガキセット」もつくりました。

購入はhttp://ainu-bunka.com/ でどうぞ。