23日の鞍馬山に続き、24日は京都のお寺を巡るミニ聖地巡礼が行われました。



 毎年3月には関西の聖地巡礼を行っているのですが、今年は名古屋と大阪でしたので、京都の寺社を廻ることがでず、残念に思っている方もいらっしゃいました。



 今回の企画を聞いて、はるばる九州から駆けつけてくださった仏像ファンの方もいらっしゃり、午後1時頃までのミニ聖地巡礼でしたが、じっくりと仏像と対話ができたように思います。



 まずは、三十三間堂へ。こちらも久しぶりの訪問でした。何度訪れても、1001体の千手観音仏は圧巻です。今回はゆっくりと時間をとりましたので、一体一体と対話させていただくような気持ちで参拝いたしました。



水野愛子のつれづれ草 




   水野愛子のつれづれ草 




 続いて太秦の広隆寺へ。



水野愛子のつれづれ草 
               霊宝殿


 
水野愛子のつれづれ草 
    聖徳太子の 「和をもって尊しとなす」 の教え 





 団体や上祐代表の宗教観を大きく変えた弥勒菩薩半跏思惟像と対面に安置されている千手観音像。



 お庭には蓮が大きく育ち、美しい白蓮華が咲いていました。浄土のようです。


水野愛子のつれづれ草 

 

    水野愛子のつれづれ草 


   
    水野愛子のつれづれ草  




 最後は、嵯峨釈迦堂(清涼寺)へ。


 
     水野愛子のつれづれ草 


  
水野愛子のつれづれ草 




 三国(インド・中国・日本)伝来の生身釈迦如来像は、どっしりとした趣で釈迦牟尼の衆生済度への重々しい決意を感じる仏様です。


 
 若いお坊様がこの仏様の由来を丁寧に説明してくださいました。


 
水野愛子のつれづれ草 




 この後は、すぐ近くの嵐山の渡月橋あたりを散策しお開きに。



水野愛子のつれづれ草 



水野愛子のつれづれ草 

 


     水野愛子のつれづれ草 




 どのお寺、仏像も長い年月をかけて作られ、幾多の災難をくぐり抜けてなお存在し、人々の信仰の拠りどころとなっています。

 それら人々の想念を受けてか、あたかも何かが宿っているような感じがいたしました。



 この世の浄土を願い、死後に浄土に導く仏の大慈悲を感じ、個人的にも感じるところが多かった素晴らしい巡礼でした。



 このようなミニ巡礼が増えていくと思います。


 日常の喧噪を離れ、自分を見つめ直す時間をとることは現代人には必要だと思います。


 機会がありましたら皆さまぜひご参加くださいませ。