学士編入対策で使った本 <面接対策> | まさか医学生になろうとは

まさか医学生になろうとは

工学部から医学系の研究を始めて、医学部を意識し始めました。それから医学部入学までの軌跡と、その後の生活を記録しています。
*『まさか俺が再受験生になろうとは』からタイトルを改めました。

学力をつけることが大切なのは言うまでもない事実です。しかし学士編入では一般入試よりも格段に重要視されているのが面接です。

競争倍率が60倍近くになる大学もある学士編入。大学にとってはよりどりみどりの超ハイパー買い手市場になっているのが現実です。そこで学力のみならず、面接や課題論文もしっかり対策をしておきたいところです。

自分の場合、学士編入で入学された先輩から100問を超える一問一答集をいただきました。これは面接、課題論文ともに使えるいわばネタ帳です。このネタ帳に対する自分の考えを常に書き足していました。

そのほかに、あまり一般に知られていないけど結構使えると思ったのが、「医療倫理Q&A」「医学部面接ノート」 でした。

医療倫理Q&A

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いくら面接といえども、自分の考えだけではダメです。長年専門家たちが頭を悩ませてきた問題や、考え方、権利などを面接では問われます。つまり知ってなきゃいけない知識や考え方は存在するのです。これを踏まえた上でようやく自分の意見がもてるんです。

ということで、この本はその大前提となる知識や権利を勉強するための本です。
内容はQ&A方式で、解説が充実しているので読み物としても全然いけます。自分は移動中のバスや飛行機なんかで読んでました。

* ちなみにこの本を知ったきっかけは、北大の入試で出題されたからです。試験はさっぱりだったんですが、「この本はおもしろそうだな」と思って後から買いました。
別の参考ページ


医学部面接ノート 2009入試対策 (2009)
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医学部面接ノートは、前半に時事問題や頻出問答が模範解答・解説とともに載っていて、流し読みするだけでも勉強になります。後半は実際の一般入試で聞かれ た問答集が大学ごとに載っています。志望大学のみならず、あらゆる大学の問答を一望できるので、多角的な対策がとれます。毎年新しいものが出るので、情報 も比較的フレッシュに保たれていると思います。めちゃくちゃ高いものでもないので、買って損はないと思いますよ。


面接や課題論文で大切なのは、(1)土台となるしっかりした知識(2)自分の経歴や考え方に沿った一貫性のある意見です。この2点を常に意識しながら対策するといいと思います。