沙野風結子さん原作のBLCD「籠蝶は花を恋う」を聞きました♪


イメージ・アルバム, 笹沼晃, 大川透, 成田剣
Dramatic CD Collection 籠蝶は花を恋う

またまた原作未読のキャスト買いです(照)。


時代は大正。

遊郭、子爵、華族――。


シリアスものが基本的に好きなあいには、

期待以上にツボクラッカーでした。


純愛ものです。

メロドラマチックなストーリーに涙腺がゆるみました。


哀調を帯びたクラシック音楽もドラマチックでよかったです。

(あいはクラシックが大好きなので、特にそう思ったのかも、ですが)


ちょっとネタバレ含みます。


大川透×笹沼晃ラブラブ


笹沼さん受けです~~~~!!!



母親が花魁(なんてレトロな。。。ところどころにレトロな単語がちりばめられていて、大正ロマンの香りぷんぷん)の詩央@笹沼さんは、遊郭で生まれの遊郭育ち。


15歳のときに、男に買われそうになったところを、

鼎@大川伯爵に助けられる。


でも、只じゃないのだ(笑)。

男の代わりに大川伯爵のお相手をすることに~。


15歳のいたいけな少年役の笹沼さん。

あまりの可愛さに、むぎゅ~~っとなりました。


「嫌っ、嫌っ!」


か弱い可愛さ、とでも言いましょうか。

性格的に、めちゃめちゃ流されやすい受けちゃんです。

健気!が取り得でしょうか。

いまどき、珍しい若者です(って大正時代の話だから)


いたいけな笹沼受けちゃん可愛いです~~。


3ヶ月後に迎えにくる――。


その言葉を信じて伯爵@大川を待っていた笹沼くん。

ところが、その間に月館子爵家に引きとられてしまう。


四年後、子爵家の跡取りになっていた笹沼くん、19歳。

誕生パーティーの席で大川伯爵に再会。


遊郭育ちだと口外しない代わりに、

笹沼青年の身体を要求してくるのだ。


遊郭の主人から、笹沼少年が好きな男に身請けされて出ていったと聞かされていた伯爵@大川は、

笹沼さんのことを怒っていたのです。


辱めるように花を散らされるシーンはどきどきラブラブ

痛々しくてなかなかいいのではないでしょうか(オイオイ)

すっかりオヤジ気分で堪能しました(笑)


大川オジサマの言葉攻め&「後生ですから・・・」な笹沼青年に萌え。


Hシーンは結構濃いです(沙野さんですし(笑))。

「声が漏れる」と苦情を言ってきたナリケンさんに、

笹沼さんの口を塞がせるシーンは腰に来ました。


いたいけな笹沼受けちゃん。

不幸な生い立ちや結核やら、

愛する大川伯爵に誤解されて冷たい仕打ちをされたり。。。


涙もろいあいはうるうるしてしまいました。


薄幸な受けちゃんが、

誤解の果てに、

ようやくハッピーエンドラブラブをつかむシンデレラストーリーがお好きな方にはおススメです。


大川シリアス攻めもかっこいいです。

ギャグとのギャップがすごすぎ。。。尊敬します。


気の強い受けちゃんが好きな方には、

優柔不断なこの受けちゃんは、ちょっとじれったいかもしれませんが。。。


笹沼青年の教育係、中津に成田剣さん。

なぜか笹沼くんに厳しく辛い態度を取ります。


原作では中津、とても人気があったとか。


ナリケンさん、変態も入らず、

シリアスで素敵ですラブラブ

(変態入ると,もっと素敵ですが(笑))


じっくり聞ける一枚でした。


沙野 風結子, 佐々木 久美子
籠蝶は花を恋う