店頭看板の事例(インドエステサロンのクチコミ情報) | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。

インドエステサロンさんの『クチコミ情報』に関する気になる店頭看板の事例を紹介します。

【現状の店頭看板の書き方】

 
 
 

【コメント】

インドエステサロンさんが、『クチコミ情報』をお知らせしている店頭看板です。

『クチコミ情報』として体験者の声を知らせることで、『お店の良さ』を伝えています。

『クチコミ情報』のポイントは、『さりげなく』です。

少しでも、売り込み臭を感じると、一気にうさんくさくなります。



ちょっと変更すると、もっとよくなるポイントを、下の流れで説明していきます。

『>』が原文。

『→』が説明文。

『◆』が変更文。




【現状看板の文章】

>〇ット〇ッパー〇ューティー
>クチコミ件数229件
>『1回でかなりのサイズダウンを実感できた』
>『スタッフさんの対応がとても丁寧』
>『しっかりとほぐしてくれてスッキリした』
>そんな嬉しいお声を頂いております!
>(ありがとうございます)
>オールハンドで理想の体を作る超デトックスインドエステ
>¥4980(初回)
>まずはご予約『電話番号』
>または『店名』で検索



→『クチコミ情報』が載っている『サイト名』や『クチコミ件数』を、出したい気持ちは分かります。

→でも、いきなり実績数を示すよりも、『こんな方々から、こんな声を頂きました』としたほうが、興味が湧きやすいです。

→そして、『性別』、『年代』、『職業』などの基本の属性で、『大体どんな人なのか?』を伝えましょう。

→それと、折角の体験者の声なので、もう少し詳しいほうがいいですね。

→例えば、『どこに、どんなサービスの良さを感じたのか?』

→例えば、『なぜ、また行きたいと思ったのか?』

→例えば、『利用後の変化として、どんな事をしたくなったのか?』

→その後に、「その他のクチコミは、『店名』検索で読むことができます」

→『〇月〇日現在 クチコミ件数229件(〇ット〇ッパー〇ューティー)』

→こんな感じのほうが、『さりげなく』クチコミ情報を読んでもらうことができます。

→最後に、さらりと、商品メニューの紹介をするくらいでいいですね。




【変更後看板の文章】

〈例えば〉
◆店頭看板の事例(インドエステサロンのクチコミ情報)
お腹や太ももの贅肉が気になる体験
者の方からこんな声を頂きました。

◆女性/20代後半/会社員
『スタッフさんの対応がとても丁寧で、アドバイスも頂き、やせようというやる気が出ました』

◆女性/40代/会社員
『お腹周りが1回で2cmのサイズダウンを実感したので、次回も利用します』

◆女性/50代/専業主婦
『しっかりとほぐしてくれてスッキリです。維持できるようホームエステもシッカリ頑張ります』

その他のクチコミは、『店名』検索で読むことができます。〇月〇日現在 クチコミ件数229件(〇ット〇ッパー〇ューティー)

オールハンドで理想の体を作る
デトックスインドエステ
『店名』『電話番号』『営業時間』




【今回のポイント】

→クチコミ情報をお知らせする時は、『さりげなく』がポイントになります。

→なので、今回の看板のゴールを『ご予約してもらう』としないで、『検索してもらう』としたほうが、『さりげなく』、その他のクチコミ情報を読んでもらえて、お店の良さをお知らせすることができます。

→検索してもらった『〇ット〇ッパー〇ューティー』からも、予約することできるので、欲張らず『検索してもらう』ことです。

→それと、クチコミ効果につながるための3つのポイントは、(1)具体的なサービスの良さ、(2)また行きたい理由、(3)利用後の変化、が含まれるクチコミが必要になります。

→どうしても、施術中の良さだけを書くクチコミが多いようですので、上の3つのポイントが含まれるクチコミをお知らせするほうが、より効果的です。



こんな感じです。

店頭看板の書き方はいろいろあります。

納得のいくところだけ、採用いただければありがたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則