『販促アドバイザー』を育てませんか? | 値上げができる店頭看板の考え方・作り方

値上げができる店頭看板の考え方・作り方

もしも今、みんながサボらず一生懸命働いていて、利益が思うように出ていないのだったとしたら、それは単価が低いのが原因です。思い切って値上げをしてみませんか? 店頭看板を通じて、値上げができる考え方をお教えします。

こんにちは、販促相談員の伊丹芳則です。



売上げや集客に問題があるお店には、『販促アドバイザー』がいないところが多いです。

私は、『販促相談員』と名乗っていますが、私のようなコンサルタントがいないと言う意味ではありません。

『販促アドバイザー』とは、簡単に言うと、『伝える力』を身に付けているスタッフさんのことで、私は、敬意を込めて『販促アドバイザー』と呼んでいます。

冒頭の話だと、売上げや集客に問題があるお店には、『伝える力』を身に付けているスタッフさんがいないと言うことです。


通常のお店では、色々な販促方法でお客さんに販促物を届けています。

しかし、どれだけ多くの販促物をお客さんに届けても、『伝える力』が弱ければ、『何が言いたいのか分からない』、ただの売り込み臭の強い販促物が増えるだけになるのです。

また、『伝える力』が身に付けていないスタッフさんばかりだと、お客さんと商品とのつながりが理解できず、それぞれの販促物の役割が分かりません。

これでは、折角お金を使って多くの販促物を作っても、もったいないだけです。


今まで、多くの方は、『どんな販促物を出せばいいのか?』が気になっていました。

しかし今は、そこではなく、その前に、『伝える力が、どう身に付いているのか?』が大切なポイントになっています。


では、『伝える力』とは、どんなことでしょうか?

これは、今まで何度かお話していることなので、簡単に言うと、

◆(1)『誰に』伝える

◆(2)『何を』伝える

◆(3)『どうする』と伝える

そして、

◆(4)『誰が』伝える


この4つの要素で、メッセージとしてハッキリ伝えられる習慣のことを、『伝える力』が身に付いていると考えています。


そして、この『伝える力』を身に付ける最初の簡単な方法が、『店頭看板』や『POP』なのです。

『店頭看板』や『POP』は、その気になれば手軽に簡単に書くことができます。

そして、結果もすぐ分かるツールです。

これらを最初に取り組むことで、誰でも、『伝える経験』ができて、『伝える喜び』を感じ、『伝える力』がだんだん身に付いてきます。



ただ、スタッフさんによっては、時間がかかるかもしれません。



しかし、時間がかかっても『伝える力』を身に付けたスタッフさんがいるお店と、『伝える力』が身に付いていないスタッフさんばかりのお店とでは、その差がどんどん広がってくることも事実です。


『けど』、『しかし』と、できない理由は沢山あると思います。

でも、一度、『伝える力』を身に付けるチャンスを、スタッフさんに与えてあげて下さい。


スタッフさんの中には、感性が高く、イラストや写真で伝えることが得意な人がいます。

また、コメントや文章を書くことが得意な人もいるのです。

『販促アドバイザー』は、1人で全てをやらなければいけないことはありません。

得意な人達が一緒になって取り組めば、さらに力強い『伝える力』になるのです。



そんな『伝える力』を身に付けたスタッフさんは、必ずあなたの力強い見方になってくれます。


『販促アドバイザー』がいるお店って、いいと思いませんか?





最後まで読んでいただきありがとうございました。
伊丹芳則