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毎週日曜日の午後11時からのNHK番組が「カンゴロンゴ」この秋から始まりました。それ以前は、「サラリーマンNEO」で、NHKらしからぬ番組で、楽しんでいたのですが、カンゴロンゴ」がこの秋から始まりました。論語などをテーマに、寸劇と解説などを行います。

先々週は「君子は豹変す」
豹変というと悪い意味と感じますが、どうやら違うようです。
以下は番組ホームページから。

「君子は豹変す(クンシはヒョウヘンす)」は、「立派な人物は、ヒョウの模様のように、色鮮やかに変わる」という意味です。
出典は、「易経(えききょう)」の「君子豹変す、小人は面を革(あらた)む」で、「立派な人物は、変わるべきときは、徹底的に変わる。とるにたらぬ人物は、うわっつらしか変わらない」という一文です。
野生の動物は、毎年の換毛期(かんもうき)ごとに、体の毛が抜けて生え替わります。
ヒョウという動物は、毛が抜け替わるたびに、黄色に黒の「豹柄(ひょうがら)」の紋様が、ますますくっきりと美しくあらわれる。
「豹変」という語は、漢文では「大胆に変化することによって、その人がもっている本質がますます色鮮やかに現れること」の比喩として使います。
現代日本語では、例えば「彼は態度を豹変させた」のように、悪い意味で「豹変」という語を使いますが、本来は良い意味の言葉でした。

なるほど。変わるというのは、自分に自信があるからかわれるのですよね。無い人は、過去や現状にしがみついて変われない。しかし、周りの環境はが変わっていきますので、いずれ生き残れなくなってしまいます。社会進化論です。変わらないと生き残れない時代です。どのように変わるかも大きな課題です。

今週は「道は爾くに在り[みちはちかきにあり]」
原文は孟子で、「道は爾きに在り、而るに諸れを遠きに求む。」
「人が求める理想の道は、実は身近なところにある」という意味だそうです。幸せの青い鳥と同義だそうです。「自分らしい生き方」「自己実現」のための支援といいますが、それは何か難しいことではなく、近いところにあるんですよね。