古事記の内容は男女平等論者の批判のやり玉にあがることがあります。

前回の話にも

「神様に相談したら、ヒル子が生まれたのは女が先に声をかけたからと言われ、男がリードした

らうまくいった」というくだりがありましたが「女性蔑視だ」と言われそうですね。

これはあくまで役割分担を示唆しているわけで「そうでなければいけない」とも

「女は男より下だ」とも書いていません。

書かれた時代の「そうすれば日本はうまくいく」という概念です。

古事記が差別的だという人たちは最高クラスの太陽の神であるアマテラスオオミカミが

女性として表されることをどう説明する気でしょうかね・・・。

では「イブはアダムの肋骨から生まれた」という旧約聖書も批判するべきですが・・・

しませんよね・・・。


脱線しましたが話を神話に戻します。

神様でも色々悩み、挫折を乗り越えて日本列島をお造りになったということなのでしょう。