土曜日。
友人と美術館へ行ってきた。

星野富弘さんの個展。

星野さんは、事故のため、体が不自由になり、
口で絵を描いてはる。
多分、私でも知っているのだから、有名なのだと思う。

中学生の頃、担任の先生が大好きだったのが印象的だった。
ちょうどあたしがおかしかった頃。

一生懸命、気力を取り戻そうとしてくれる先生に、
大好きなのよと教えてもらった。

少しでも、何か感じることができたらいいなと思って行った。

沢山の作品があり、人も沢山だった。
こんなに人がいるんだ!って感じ。
最終日の前日だったからだろうか??

壁沿いに人の列が出来ていて、
先が進まないと進むことが出来ないわけで、
自分のペースで見ることが出来ない。

一時間くらいかかっただろうか?
頭と、目と色んなものを使ってすべての絵を見て回った。

こんな花があったんだと知らないものが沢山。
そして、一緒に添えてある言葉も心にきた。

忘れてしまったけれど・・・。

感じようとする人にだけ、見つけることの出来る世界に
咲いている花たちのような気がした。
もちろん知っている花はあるけれど、
心に残るのは、名前もないような花ばかりだった。

誰だって必死に生きているのです。