(例の如くネタバレは無し)
The Unit(ザ・ユニット)シーズン1を観終えました。
前回の「ホームランド」に続いて新規開拓枠第二弾。
ホームランドは「24」の製作総指揮が製作だったけど、この作品は、
24でパーマー大統領を演じていたデニス・へイスバートが主演という24繋がり。
かねてから観たかったんだけど、その度タイミングを逃してて、ようやく観賞。
↑元々「24」でもジャック・バウアーより強そうな大統領だったからハマる( ´艸｀)
アメリカがその存在を認めていないが実在する「特殊部隊デルタフォース」
をモデルにした「第303後方支援部隊(通称ザ・ユニット)」と
その家族の戦いと日常を描いた戦争物とホームドラマを合わせたような作品。
ユニットの世界中の戦場で鎬を削る戦いと
夫の帰りを待つ妻たちの日常という名のもう一つの戦場での戦いを
交互に描いており、そのコントラストが凄く面白い。
1話完結なので非常に観易かったが、序盤は少し盛り上がりに欠けた。
しかし、キャラクターの性格や人間性を知るうちにどんどん引きこまれて、
終盤はかなり面白かった。13話と短いのも良かった。
唯一ちょっとどうなのかと思ったのが、結局「女は無能」に描かれている点。
不倫だの詐欺だのDVだのいろいろな問題と妻たちは向き合うが、
それらを打開する力は女たちには無く、結局男任せになっちゃっていた。
まー、この辺も含めてS2では妻たちの活躍にもう少し期待したいかな。
基本的にはミリタリー物でCoDあるあるとかたくさん出てくるが、
要人警護や爆弾解除など24的なものもあり、緊張感たっぷりで面白かった♪
本物の元特殊部隊員が監修らしいが、リアルさを追及すると
映画の「ネイビーシールズ」の方が上かなと思う。それでも、
「教練」のエピソードなど、なかなか映画などで描かれないテーマは、
非常に見応えがあったし、リアルだったと思う。
本国ではS4までで完結済みなので、早いうちにS2観たいところ。
ミリタリー物が好きな人、24はジャックより大統領だろ！！って人にオススメ(笑)
そして、日曜劇場「半沢直樹」もリアルタイムで観終えました。
もう面白さを解説する必要もないほど、みんな観てる作品だけど、
最後まで本当面白かった。あの結末も二期や劇場版への期待が膨らむので○
この作品で一躍高視聴率俳優の仲間入りした半沢役の堺雅人も凄かったが、
最強の顔芸たぬき、、じゃなく最恐最悪の常務として半沢の敵役を演じた
香川照之には本当感服する。この人基本的にはどの役も「香川照之」だが、
ワンショットやアップの画の力が凄まじく、渾身の演技もあって毎回引き込まれる。
最終回の某シーンはまるで歌舞伎のようだった。それに負けない境雅人も凄い！
ある部分では舞台劇のようであり、ある部分では時代劇のようでもあった作品。
粗を探せばきりがないほど無理のある話も多かったが、
それを補って余りある俳優の納得させる演技と次回も観たいと思わせる煽りは、
今の日本のドラマが失ってしまったものだと個人的には思った。
二期なり続編は確実だが、とりあえず続編はドラマで描いてもらって、
良いところで劇場版もやれる「相棒」のような息の長いドラマになってほしいなぁ。
続 編 は １ ０ ０ ０ 倍 返 し だ ！ (∵)