ワンちゃんす!!のブログ

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ペットの代表格、人類のパートナーと言っても良い
「犬」に付いて勉強し直そうと思い立ち上げたブログです。
ノンビリ更新していきますので、気長にお付き合い下さいね。

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★犬は最初の1年で急激に成長する
犬の成長は急激。
特に最初の1年間は、肉体的にも精神的にもその成長は、
目を見張るほどです。
飼い主が「まだまだ子ども」と思っていても、
中型犬は約1年で、小型犬なら10ヶ月ほどで性成熟を終え、
メスは初めてのヒート(発情期)を迎えます。

それ以降の成長は下記に示した通りです。
但し、これは平均的な数値。
一般に小型犬よりも大型犬の方が加齢の速度が速く、
勿論、個体差はありますが、
超大型犬は小型犬よりもかなり速く、
老齢期に差し掛かると言われています。

★条件を満たせば20歳も夢じゃない!?
20~30年前では、犬も猫も10年生きれば
寿命だと思われていました。
しかし、獣医学の発達や飼い主の意識の変化、
飼育環境の整備などで、今では、大型犬でも15年、
小型犬では20年生きる犬もめずらしくありません。

現在、知られている長寿犬の世界記録は、
オーストラリアで飼われていた猟犬ブルーイーで、
その年齢は29年5ヶ月(人間の年齢に換算すると132歳)
だったと言われています。

◎犬と人間の年齢換算        ◎老齢期の始まり
   犬        人間        小型犬(体重~10kg)
  1ヶ月  ⇒ ⇒ 1歳         9.63~13.33年
  2ヶ月  ⇒ ⇒ 3歳
  3ヶ月  ⇒ ⇒ 5歳         中型犬(11~25kg)
  6ヶ月  ⇒ ⇒ 10歳         9.34~12.46年
   1年  ⇒ ⇒ 17歳
 1年6ヶ月 ⇒ ⇒ 20歳         大型犬(26~45kg)
   2年  ⇒ ⇒ 24歳         7.47~10.23年
   3年  ⇒ ⇒ 32歳
   4年  ⇒ ⇒ 36歳         超大型犬(46kg~)
   5年  ⇒ ⇒ 40歳         5.52~9.40年
   6年  ⇒ ⇒ 44歳
   7年  ⇒ ⇒ 48歳    ◎犬が長生きするポイント
   8年  ⇒ ⇒ 52歳    (右側に比べ左側が長生き)
   9年  ⇒ ⇒ 56歳       ●栄養
   10年  ⇒ ⇒ 60歳     やせ型   >  肥満型
   11年  ⇒ ⇒ 64歳     バランス型  >   人間の
   12年  ⇒ ⇒ 68歳     ペットフード     食べ物
   13年  ⇒ ⇒ 72歳     高繊維質  >  低繊維質
   14年  ⇒ ⇒ 76歳     低脂肪       高脂肪
   15年  ⇒ ⇒ 80歳     
の食事       の食事
   16年  ⇒ ⇒ 84歳        ●環境
   17年  ⇒ ⇒ 88歳     室内飼い  >  屋外飼い
   18年  ⇒ ⇒ 92歳     郊外     >  市街地
   19年  ⇒ ⇒ 96歳     去勢     >  未去勢
   20年  ⇒ ⇒ 100歳      避妊手術済      未避妊

参考:《なるほど!犬の心理と行動》=“水越美奈・監修”
★エスカレートした相手を冷静にさせるシグナル
【あくび】
気持ちが高ぶっている相手や、
不安を抱いている相手を落ちつかせるシグナル。
家族がケンカをしているときや、
ガミガミと犬を怒っている場合などには、
何度もあくびを繰り返すことがある。

>>慣れない場所に緊張している犬、
   興奮している犬に使ってみよう!!
   動物病院など慣れない場所で
   犬が緊張している場合には、
   目を合わせない状態で大きなあくびをしてあげると、
   犬の緊張も緩和される。
   又、興奮している場合にも、
   犬に向かってあくびをすることで、
   「気持ちが高ぶってきているよ。もっとおちついて。」
   というメッセージを伝えることができる。

【間に割って入る】
人間同士、犬同士が接近し、
緊張関係が高まる危険性がある場合、
第三者の犬が間に割って入ることがあるが、
これは、争いを防ごうとするシグナル。
大勢の人間がソファにぎゅうぎゅう詰めで座っていたり、
体を密着させてダンスを踊っていたり、
膝の上に子どもを乗せているときなどに、
犬が間に割り込もうとするのも、
このシグナルを実行しているため。

【体を背ける】
相手を落ちつかせようとするシグナルで、
他の犬に唸られたり、
飼い主に怒鳴られたときによく見られる。
又、遊びで興奮した相手や、
しつこく遊びに誘う子犬に対して、
相手のエスカレートした気持ちを落ちつかせるためにも
使われる。

>>飛びつきをやめなかったり、
   しつこくまとわりついてくる犬に使ってみよう!!
   犬を無視して体を背けてみよう。
   犬の感情がエスカレートしていること、
   そして、それをあなたが快く思っていないことを
   伝えることができ、
   犬はしだいに落ちつきを取り戻す。
   又、あなたを怖がっている見知らぬ犬に対して、
   体を背けて背中を見せることで、
   攻撃の意思が無いことを伝えることもできる。

【伏せる】
上位の犬が、自分を恐れる下位の犬を
落ちつかせるときや、
子犬たちの遊びがエスカレートして興奮状態に
なってしまったときに使うシグナルで、
「自分は疲れた。まわりのみんなも少し落ちついて。」
というメッセージが含まれている。

>>遊びに熱中し、
   興奮状態になってしまった犬に使ってみよう!!
   ソファなどに体を横たえてみよう。
   自分より上位である飼い主の疲れを察知し、
   犬は落ちつきを取り戻す。

参考:《なるほど!犬の心理と行動》=“水越美奈・監修”
   【西東社/2014年3月5日発行】
★敵意が無いことを伝え、相手を落ちつかせるシグナル
【静止あるいはユックリした動作】
視界にほかの犬を発見したときなど、
相手を刺激しないようにこの行動をとることがある。
又、飼い主の大きな声に「そんなに興奮しないで」
という意味でユックリ反応する場合もある。

>>あなたを怖がっていたり、
   もともと臆病な性質の犬に使ってみよう!!
   恐怖を感じている犬にとって、
   急激な動きは恐怖を増大させるばかり。
   近づくときや、体に触れるときは、ユックリとした動きで。
   名前を呼んだり号令をかけるときも、
   穏やかな声を心がける。

【遊びを誘う姿勢】
頭を低く下げたおじぎのような姿勢は、
体を動かしているときには遊びを誘っていると考えられるが、
じっと動かないときには、相手を落ちつかせようとしている
シグナルの場合もある。
神経質な犬や、馬や牛などの自分より体の大きな動物に
遭遇したときなどによく見られる。

>>見知らぬ場所や、見知らぬ人の来訪で
   落ちつきをなくしている犬に使ってみよう!!
   床に腕を伸ばして、犬の遊びを誘うポーズを
   まねてみよう。
   犬は「飼い主が落ちついていいと言ってるのだから
   大丈夫だ」と感じるはず。

【座る】
ほかの犬が急に近づいてきたときに、
敵意が無いことを伝えたり、
飼い主に何度も号令をかけられたときなどに
「落ちついて」という意味で使われる。

>>落ちつきを無くし、イライラしている犬に使ってみよう!!
   飼い主が先に座ることで、
   犬もしだいに落ちつきを取り戻す。
   又、犬が見知らぬ来客に不安を感じているときには、
   来客と飼い主が同時に座ることで、
   犬の不安を解消できる。

【カーブを描きながらほかの犬とすれ違う】
見知らぬ犬とすれ違うとき、2頭の犬が
カーブを描きながらすれ違うのは、
相手に対して敵意を持っていないことを示す。

>>狭い道で見知らぬ犬とすれ違うときに使ってみよう!!
   カーブを描けないような狭い道では、
   飼い主が犬と犬の間に入り、
   犬の視線を外に向けてすれ違うことで、
   カーブを描くのと同じような効果を得ることができる。

参考:《なるほど!犬の心理と行動》=“水越美奈・監修”
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   【西東社/2014年3月5日発行】

★不安を感じていることを相手に伝えるシグナル
【顔をそむける】
ほかの犬や人間が近づいてくるとき、
そのスピードが速すぎたり、直線的だったりした場合に
よく見られる行動。
人間に上からおおいかぶさるような行動をとられた時にも
見せることがある。
これは、正面から視線を受けることで
威嚇されたと感じた犬が、不安を抱いていることの表れ。
「ボクには敵意は無いよ」という意思表示でもある。

>>人を怖がって吠えたり、
   うなったりしている犬に使ってみよう!!
   その場で立ち止まり、顔をそむけて、
   敵意が無いことを示し、
   犬の方からあなたのニオイをかぎ、
   近づいてくるのを待とう。
   又、犬は正面から視線を注がれること自体を
   威嚇と受け取るので、目を細めたり、
   伏し目がちにすることで恐怖がやわらぐこともある。

【床や地面のニオイをかぐ】
ほかの犬や人間が近づいてきて不安を感じた時などに、
相手に対して敵意が無いことを示すシグナル。
飼い主が犬の真正面から、強い口調で号令をかけた時にも
よく見られる。

【カラダを振る】
自分に向かって近づいてくる人間やほかの犬に対して
不安を抱いいているとき、水に濡れているわけでもないのに、
カラダをブルブルと振ることがある。
これは、自分が感じている不安や緊張を、
自ら解除しようとするシグナル。
怯えている犬に対して、自分が敵意を持っていないことを
示すときにも行う。

>>カラダを振っている犬に使ってみよう!!
   あなたに対して不安を抱いているので、
   できれば近づかず、視線を外しながら
   カーブを描くように通り過ぎると、
   (これもカーミング・シグナルのひとつ)

   犬はあなたに敵意が無いことがわかり、落ち着く。

【自分の鼻をなめる】
不安を感じている自分を、自ら落ち着かせようとする行動。
突然抱きしめられたり、獣医師にカラダを触られたとき、
飼い主が声を荒らげたときなどに見られる。
又、遠くから接近してくる見知らぬ犬を見つけたときにも、
一瞬の緊張後に、この行動をとることがある。


参考:《なるほど!犬の心理と行動》=“水越美奈・監修”
   【西東社/2014年3月5日発行】

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カーミング・シグナルで注意が必要なのは、
犬が同じような不安を感じていても、
いつも同じシグナルが使われるとは限らない点です。
「あくびをする」という典型的なカーミング・シグナルも、

なかには本当に眠かったり、
退屈しているだけの場合もあります。
つまり、犬が置かれている状況から、
それが何の意図も無い行動なのか、
カーミング・シグナルなのかを見分ける必要もあるのです。

現在までに発見されているシグナルは30種類程度。
はじめのうちは、かなり注意力と観察力を発揮しないと、
カーミング・シグナルと普通の行動とを
見分けることは難しいかもしれません。
でも、たとえ一つでも犬の言葉を理解できれば、
さらに犬との親密な関係が築けるはずです。

★カーミング・シグナルの役割⇒⇒
①相手や自分を落ち着かせる
②敵意が無いことを示す
③不安や不快を感じていることを示す
④自分以外の犬同士、人間同士の争いをやめさせる
⇒⇒【群の平和を維持する】

参考:《なるほど!犬の心理と行動》=“水越美奈・監修”