参加者 大人(男性10名)、高校生(女性1名)、中学生(男性2名)

指導 H.K.氏(三段)


肩取りを考える その2
①片手取り入身
 仙骨をしっかり立てて、腰から入身

 

②肩取り第一教 表
 当身は深く入れず、受けが怯んで仰け反るくらいに意識で貫く。落とす時には、足を入れ替え、剣を自然に振り下ろすようにすれば中心で捉えることができる。

 

③肩取り第二教 表
 第一教で極まればいいが、返された場合に手首を極める。その際に受けの小指が首に突き刺さるようなイメージで極める。また、受けの肘が曲がっていると返されてしまい三教になってしまうため、二教の場合は受けの肘がまっすぐになるようにする。受けが反撃しようとするとその力が全て受けの手首にかかるようにする。

 

④肩取り第二教 裏
 受けの肘を落とす時の足の入れ替えの際に八時の方向に足を引き、裏技に入る。受けの手首を肩に持って来ようとすると、受けが立ち上がって体制を整えてしまうので、受けの手首に自分の肩を近づける。肩でなく胸の辺りでも極まる。

 

⑤座技呼吸法
 仙骨を意識して、受けが押してきた力と均衡になったら、仙骨から背骨にかけて受けに傾ける。その際に腕に力が入らないように。

 

以上。
二教の表の極め方は初めての感じで、力んでしまいました。