阿南市民劇場さんは、昨夜の文学座公演『殿様と私』をもちまして、22年間の歴史に幕を閉じました。

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ロビーにあったこれまでのパンフレットの中に、父 松山政路を発見。


『はなれ瞽女おりん』

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有馬稲子さん演ずる おりん が あに様と慕う脱走兵 岩淵平太郎 は、父の当たり役。

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全国を巡演し、600回以上上演されました。

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そのパンフレットに乗ってた
一人芝居『夢は果てず』の写真

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B級戦犯をうけ、死刑となる韓国の青年…

この作品はまだ幼くて、観れなかったのだけど、台本は強烈です。




私の大好きな『山彦ものがたり』

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このナンバーは、ぜーんぶ歌えちゃう(笑)


山本周五郎『さぶ』

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この舞台転換の時の音楽が、あまりに切なくてね、5歳だったのに、いまでもまだ耳に残っているし、時々口ずさんじゃいます。



あぁ、
阿南にも、
父も来てたのだと、
同じ舞台に立って、
同じ楽屋をウロウロしてたんだなぁと


そう思うと、
なんだか胸が熱くなる(>_<)

そして、俳優 松山政路 を近く感じました。


数年前まではね、
父の娘って、
あまり関係なくしたい…
そんな自分がいたのだけど、

去年、東北を回った時もそうだったけれど、

日本全国にある、父の足跡に、かぶりつきたくなる自分がいるの。

なんでしょうね。

同じ道を歩んで10年。

父の魂の奥から響く
演技者としての願いが
私にも宿っているのかなと
思うようになったからなのかな。


いま、阿南から徳島へ、
乗り換えて高松へと移動中です。

まだまだ四国ツアーはじまったばかり。

私も、あしあと 残していこう…。









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