昔むかしおじいさんは、
「大男」と呼ばれるほど大きかったそうです。
66歳のおじいさんの妹いわく
『おにいちゃんは、大きくて、カッコよくて、わたしらきょうだいの自慢やったんや』
ふーん♪
それから長~い月日が流れ、
フツーの大きさとなり、
今や、日本男性の平均身長を下回ることに
病院の先生に「クマ」と称されるほど骨太なおじいさん。
決して骨が縮んでいないんだけど
月日の流れというのは、恐ろしいものです。
少しでもヒールを履いたらナミコのほうが大きくなるので、
ペタ靴か、ローヒールしかはけません。
「わしは、大男やったのに、ナミコといると小さく感じて
かなわん!!」
「まぁ♪ナミコは大きくてごめんなさいね」
うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ♪
ここで、ナミコが大好きな遊びをご紹介♪
虐待
エスカレーター
ごっこ♪
上るときは
必ずおじいさんのひとつ下のステップに乗ります。
そうすれば、おじいさんの顔が
ナミコの理想の位置にきます♪
「ああ・・・・このくらいだったら素敵だわ♪」
身長バランスの良いカップルのようになるその瞬間・・・・!
すぐその気になるおじいさんは、
そのときはナミコを優しく見下ろし、
映画のワンシーンのようなまなざしを演出します(笑)
皮肉だけど、エスカレーターはどんどん上に。
さて! 上に到着間際
ナミコ、大声で
「でも!
現実は!」
しゅるるるる~
エスカレーター到着に近づくにつれ
しゅるしゅるとナミコの身長に近づくおじいさん♪
到着したら
身長差が
ほとんど変わらぬ
現実に♪(笑)
くすくす笑う周囲の人々♪
「・・・・でも現実は! やて。。。
ナミコはいつもそんなことばっかり大きい声で言うし、
かなわん!!ぶつぶつぶつぶつっっっ・・」
うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ♪
「一分間だけでも夢の世界に浸れるから。ナミコはエスカレーターが好きだわ」
「・・・・・・わしは昔、大男やったのに・・・」
そして後日、おじいさんと東北に「りんご狩り」へGO!
「ナミコ、赤くて大きなりんごが食べたいわ♪」
「よっしゃ!! わしが取ったる」
うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ♪
赤くてまるまるしたりんごを発見♪
「ナミコ、あれがいいわ♪」
おじいさんの指先は触れるけど
もぎとるには難しい
微妙~~な位置のりんごを指定。
「・・・指は届くんやけどな・・・・
えーい、取れへん!! 脚立借りよか?」
「まぁ~~~脚立だなんてオカマみたいだわ。
ほら! 指が届いているじゃない? 取れるわよ♪」
「わしはオカマちゃうっっ!!!」
そう言って、
「やっ!! やっっ!!」
りんごに向かって飛ぶおじいさん!
うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ♪
坂上○郎の、「飛びます♪飛びます」や
円ひ○しの、「飛んで 飛んで・・」が聞こえてきそうだわ♪
(※バックミュージックにしてご想像ください)
ヤっっつっっつつっ!!!!! ャっっ・・ャっっ・・(エコー響く)
空高く飛んだおじいさん!!
「ふひ~~・・昔やったら簡単に取れたような高さやのにな・・」←意味不明の言い訳
おじいさん、ありがとう
今まで食べたりんごの中で、一番おいしかったわ
↓ 年齢は凸凹、身長はノミのカップルを応援してね(笑)