気がついたらもう暮れがそこまで迫ってきてて

ちょっと慌てているワタシです


今年は新年から怒涛の忙しさで

毎日がめまぐるしく過ぎていくような生活

自分のことをゆっくり振り返る余裕もなく過ごしてました。


91歳の実母と88歳の義母の介護の二本立てに

孫まで生まれてしまって

介護+孫+介護+自分のケアともう手一杯


気がついたら歳の暮れ!

碌に舞台も観にいけず、たまに家にいるときには

疲れ果てて韓国ドラマを観るだけが

唯一の楽しみというなさけない生活でした。


それでも少しワタシの生活も落ち着きを取り戻してきて

あと一回の介護の旅を12月にすれば

義母の介護からは少し距離をおけそうです。


夫と話し合ってワタシが行くのは金額的にも大きくなるし

こちらも老体の身なので疲れもなかなか取れずで

田舎の知人に定期的なお世話を頼むことにしました。

施設に入居しているにもかかわらず

義母の我がままにふりまわされて老々介護の限界を感じました。

知人に義母とお喋りしてちょっとした用事をしてもらって

アルバイト代を払うってことで落ち着きました。

介護サービスを使えばいいんですけど

そこは気難しい義母なんで身内が来ないと大騒ぎになって

周りも皆困ってました。


さっさとこの方式にしてたらとは思いますが

やってみないことには夫も介護の限界を実感できなくて

金銭的な問題~夫とワタシが月に二回~三回通うと

軽く15万は超えてしまいます。

これをずっと続けていくのは無理なんじゃないの?と

ワタシは前から分かってましたが、

母大好きな夫は中々理解してくれず

嫁のワタシが行けばてきなノー天気な考えでした。

年金暮らしの知人がそんなワタシのSOSを受けて

バイトするからと言ってくれて

来年からは数ヶ月に一回程度の通いですみそうです


ヤレヤレ・・・・・


一方91歳になる実母の方は

5月の連休後にワタシがちょっとした手術で入院することになって

↑手術は無事に終わりましたのでご心配なく~


母は入院の間ショートステイをお願いしていたんですが

発熱のため入院前に家に帰されてしまい

面倒を見る者がワタシしか居なかったので

本当に困り果てて、ケアマネさんに

どこか熱があっても預かってくれる施設はありませんか?と

捜してもらったら

↑保育園と一緒で37・5度の発熱で帰されてしまいます


あと数日で入院なのにってどうなるかとはらはらしましたが

介護者の緊急事態ってことで←そういう特例があるそうです、

病院経営の特別養護老人ホームに入れていただけました。

順番待ちの方もいらしたようですが

介護者の入院は緊急性が高いそうで繰り上げ入居となりました。


特養に入れるつもりはなかったんですが

背に腹は変えられないし日にちも無かったし

迷う暇も無く実母は特養に突っ込みました。


最近国が勧めているユニット型の特別養護老人ホームで

一つのユニットが10人程度で生活するタイプ。

個室が10室ほどで中心に食堂やリビングがあって

その単位がいくつもあるという形の特養でした。


いきなりの特養入居だったので心配しましたが

10人程度がいつも同じ場所で生活する合宿のような感じで

有りがたいことに

イケメンの介護スタッフさんと過ごすのが楽しいようで

母はすっかり馴染んで家に居たときより元気になってくれて

今では施設を終の棲家と言ってくれてます。


退院したあとも義母の介護もありましたから

実母を施設に入居させられたのは本当に助かりました。

夫からは自分の親だけ引き取るのか?的な

嫌味を言われてました・・・・のでね


特に病院経営だったので通院からも解放されて

↑これはかなり大きいです

調子が悪いといって呼び出されることも無くなったし

すべての医療をホームが見てくれるので

精神的にもかなり楽になりました。


ワタシ自身も一緒に住んでいるときよりも

母に優しく接することが出来るようになり

時間が出来たら遊びに行く感じでホームを訪ねてます。


予想もしていなかった展開です

内心は95歳くらいまで自宅で介護して

その先動けなくなったら

どこかに入ってもらえるといいなぁ・・・的なことを

母と話してました。

施設に入れるのは心のどこかで躊躇する部分があって

ショートステイを使いながら

なんとかやっていこうと考えてましたが

施設に入って母がすごく元気になるとは

想像もしていなかったので

結果、ちゃんとした介護施設に入れてよかったと思ってます。

認知症を診て頂いている先生からは

環境をどういう形でもいいから

安定してあげることが大切と言われてましたが

ワタシの都合であっちに預けたりこっちにしたりで

家で介護に拘るあまり

安定とはいかなかったってkとですね~反省です


二人の母の介護を看ていると

自分の老後を考えさせられます~


義母のようにどんなにケアしてあげても

文句とグチしか言わない人と

いきなり説明も無く特養に突っ込まれても

↑さすがに娘が入院するから施設に入ってとは

母を心配させてしまうことになるので

ホントのことは言えませんでした。


いきなり与えられた場所で

楽しもうとする実母の大らかさには

ずいぶん助けられました。


ワタシも将来~娘に施設に突っ込まれても

楽しく過ごせるようにしなきゃ!ってね(笑)


そう言うワタシの話を聞いた夫からは

キミが生き残ることが前提なんだね!と

突っ込まれました!