29.11.4田貫湖 | てるてる坊主

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カメラ片手に自転車であちこち徘徊中。

高速は混んでなく、富士急ハイランドには定刻に着いた。

バイクを広げ(出掛けに、ヒンジ部分にCRCを吹いたのは正解だった。
折り畳みがスムースだ)、バッテリーをガムでまきつけ
アクションカムを装着して、8時過ぎ出発。
富士急ハイランドに並走する139号との合流は、左折してループ合流だが
右方向に行くので右折した。するとその道は139に合流せず、
富士山方向にどんどん向きを変えていくので、あわてて引き返して

139号へ戻った

 

今回河口湖~西湖~精進湖~本栖湖をパスして
139号をひた走り、414号との分岐をめざした。

前回1速に入らず押し歩きを余儀なくさせられた
勾配場所も、なんとかクリアでき
前に、仙石原から大涌谷までほとんど押し歩きだった
ルートも、次回はきっと大丈夫と自信をつけた。
楽しかったので、ぜひもう一度行きたいコースなのだ。

本栖湖先からは、いよいよ下りが始まり
とりあえず朝霧高原道の駅で休憩。
持参のおにぎりと、ここの土産物売り場で買った3ケ281円の饅頭をぱくついた。

ビッグバイクの間にちょこんと「お邪魔します」

 

間もなく414号との分岐点に到着。
414は1車線だが、すいていて走りやすい。
私用ポストを発見。問題ないのだろうか。

大理石でできているようなので、
きっと高価だろう。

今回最初の観光ポイント「陣馬の滝」到着。

駐車場からすでに滝の音が聞こえている。
遊歩道があるが、そう遠くではないがわかる。

人も少なく、土産物屋もない。
白糸の滝のように観光地化されきってなく
素朴でいい雰囲気だった。
滝は小さいが、今日は水量が多く
滝つぼまでの道は一部水没していて
人たちは飛び石を上手く超えていったようだ。

私は遠慮して、見える位置からの撮影にとどめた。

さてここから小田貫湿原をめざすのだが
ルートは山道で、目標物もない
たまたま通りがかった人に聞いたら
1m幅の水路にふたをしたような道を
「地図のここがこれ」と案内された。
それはそれでいいのだろうが、その後は
まったく見当がつかなくなった。

山道といっても、売地が多く、迷路のように

道は枝分かれしている。

 

進めると、道が2m幅で水没しているところに出た。
そこは遊歩道の一部で、本命のルートは別にあるはず。

しばらく彷徨っても埒があかず
戻って、結局その水没道を渡ることにした。
飛石を上手く渡るか
意を決して、乗ったまま走破するか
考えたが
万が一と友達の自分は
(万が一おきてはならない事が
必ずおきる)
大事をとって、靴をぬいで
押し歩きで渡った。
(水面下は甘くみてはいけない。
すぐ底が見えていても本当の水深はわからない
掘れていたり、苔でぬるぬるだったりする事もしばしば)
結果的には、ここは乗ったままでも
走破できそうだった。

そこから湿原はすぐで、その後
田貫湖までもすぐ到着できた。

小田貫湿原は富士で唯一の湿原ということで
期待していたが、時期が悪いのか
ただのノッパラという感じ

確かに水田のように、地面は水に浸されていたが
特に感激するような動植物もみられず、田貫湖へ向かった。

田貫湖へは、下りが続き、田貫湖からきていたら
大変だったろうと安堵した。

田貫湖は車の周遊道は無く、遊歩道が一周しているので、
それを走った。

一部自転車から降りるように
書かれていたが、山道でのロスを取り戻すべく急いだ。
富士を眺めるベストポイントに展望デッキが設けられていて、
夕方にダイヤモンド富士がみれる場所があったので、そこでいろいろ撮ってみた。
田貫湖は他の湖より、リゾート感が強いのは
通過地では無い事や、人工池ということから
民家も少なく、生活感が少ない事もあるのかもしれない。

田貫湖からは、再び下りが続き
白糸の滝にあっという間に到着。
滝つぼまではかなり降りるようなので
上から覗く程度にとどめた。
それより驚いたのは
白糸の滝入り口の交差点が
日本では珍しいラウンドアバウトだった事だ。

写真はビデオのショットからで、中央にケーブルが入ってしまっている。

小ぶりなものだったが、初めて通過し
気をよくして,わざわざ戻って2度体験した。

本日2度目のトラブル発生。
1つは山道での迷子。
2つ目はパンク発生。
富士宮駅前をすぎ、
車と並走するのは疲れるので、歩道を走っていると
その歩道は段差が多く、それが原因で後輪がパンクした。
いつも装備している空気入れを今回に限り持っていない。
キットだけは持っていたので、パンクだけでも
自前で修理すれば、GSでなんとかなるやもしれない、
と、考えつつしばらく押し歩きを続けたが、意外とGSさえ少ない。
一つ方法が浮かんだ。
どうせ輪行なんだし、最寄りの駅から輪行してしまう作戦である。
ところが最寄りといいっても、この辺では数キロ先の富士市駅だ。
ただ、予約してあるバスは沼津を18時発なので時間は十分ある。
ちなみに、道中最後まで自転車屋はみかけなかった。

考えてみると、このあたりから沼津までは退屈な道のりなので、
今後このルートを取るときは、
最初から富士市から輪行にしたほうが合理的と思った。

結局、本日一番汗を掻いたのはこの押し歩きで
沼津には30分前に余裕で着いた。
その後バスは渋滞遅延で家についたのは10時過ぎ。
パンク修理は翌日自宅でやったが、断裂箇所は2箇所だった。

雪のない富士
髭のある人が、剃ってしまったようで
正直富士らしくなく、どこかのナントカ富士みたいだ。
しっかりと雪化粧をした富士こそを次回は楽しみたい。