きました。9番鎖。カニのたてばい。縦に這うって・・・。そもそもカニは縦にいけるんだろうか。
いけるのか・・・。写真ではわかりにくいけれど、ほとんどまっすぐ縦にあがります。
岩に取り付き、鎖と岩に打ち付けられた鉄の細い杭をつかって。
当然、下は見ない。
考えない。自分の手足を確実に置くだけ・・・。
槍の最後より、ちょっと厳しいかな・・・。
ま、でもこの斜度は初めてかも・・・。
ふー、あがったなあ・・・。
アドレナリンが・・・。変なテンションだが、ラストの上り。あと、すこしっぽい。
空が近い・・・。鎖はあと一箇所くらいあったかな。
下は先ほど通ったたてばいを真下から撮ったもの。
あれ、なんか写真てむつかしいな。
人が登ってないと、全然伝わらない。
渋滞を避けてきたものの、ほんとに人がいない。
そして、とうとう剱岳山頂到着 6時10分。
きちゃいましたーーー!!
素晴らしい眺め!!これは槍方面の写真。
肉眼では見えました。
そして健脚のお兄さんの後の2番目の到着!!6時10分。
次に来た、お兄さんと写真を撮り合う。剱岳2999メートル。
標高はそこまで高くないが針の山らしく、皆が憧れるのがわかる・・・。
あ、そういえばヘルメットぶら下げてただけだった。
コースタイムは2時間半なので、コースタイムに近い感じか。
5番剣で2周したしな・・・。やむをえず・・・。
五竜、鹿島槍、唐松方面。
わ、なんだこの空は!!かっこよすぎ!!
富士山は見えず・・・。ま、いいけど。
一応どこに来ても目立つので探してしまう。
山頂は風が通り、結構寒い。
ここで朝ごはん、と思ったのだが、一口かじったおにぎりはめっちゃ冷たくかちかち・・・。
鼻水ズルズル。
なので、写真撮って、満喫して下り始める。6時25分。
下りで事故が多いらしい。緊張感を持っていきましょ・・・。
そして、少し歩くと、おっと、難所といわる、カニのよこばいです。
パッと見、ん?どうやって?と思ったが、鎖を持って、体を岸壁から離すと
足の置くべき場所が見えた。
怖いとってくっついてはいけない。
体は岩から離して次の足の置き場、手の置き場を探す。
うん、基本通り!
一歩目が置ければそのあとは横に進むだけ。
横ばいしている写真を、と思ったら、もう終わっていた。
おにいさん、余裕であるいています。後ろから撮られていたのに、しまった・・・。
そしてそれがおわると12メートルのはしごを下る。はしごは始まりがちょっと怖いよね。。。
でも、切り立っているからこそはしごがある。これがなかったら大変なはず。
たてばいを下る感じになるだろうな・・・。