立山方面を見る。
みくりが池の角度が少しずつ変わっていく。
あーー、天気がいい!
そしてことしなかなか歩けなかった稜線。
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青い空とのコントラストが素晴らしい。
ここまでくると、もう登山者しかいない。その登山者もまばらで、もう独り占め気分。
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富士ノ折立(2999M)
後ろには後ろには、後ろには!!
ここで素敵な出会いがあった。両親に連れられた、4歳くらいの女の子。
富士の折立への厳しい上りも気にせずゆっくり上がっていく。
わたしもこの子のころ、西穂に行ったんだ。
おとうさん、おかあさんは大変だったに違いない。
その頃は背負子もなく、歩く以外に私に与えられた選択はなかったけれども。

4歳の頃の記憶なんて、ほとんどないのだが、山の記憶は鮮明だ。
泊まっている山小屋から下に下にながれていく、雲。
早朝の頭痛(高山病だったんだろうな・・・)
くだりはじめてからの自分のおしゃべり具合。

今も山が好きな自分があるのはあの頃の経験だな。
とてもありがたい話です。

であった4歳の女の子の家族は、今回は3山を縦走すると言っていた。
頑張ってねーーと声をかけて別れる。


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そして、さらに稜線歩きは続く。今度は別山方面へ。延々と続く稜線。
9月はじめは意外と暑く、半袖で良かったなあ・・・と思いつつ。
今回の荷物は10キロちょい。
テントも来年はもって歩きたいし、15キロぐらいまでいけないとなあ・・・。
でも、10キロでも結構重い。

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青い空に向かっていく感じ↓その先にはなにがあるんだろうなあ・・・。
独り言をぶつぶつ言いながら歩きます。
今回の山行の目標はムラのない歩き。
上げすぎない代わりに、休憩も最小限で行く。

登山靴もしっくりきたし、快調に歩いていきます。

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別山への上り。でも、この三山は総じて歩きやすい道です。
日差しは強いけど、景色があるし、変化があるし。
下は来た道を振り返ってみたところ。
稜線歩き、軽く登ったり、下ったり。なかんじ。
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真砂岳付近かな。
別山乗越か。11時30分。
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下の二枚は別山への上り。
三山の最後です。
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そして、そして、別山の向こうが見えました。
それは、それは・・・。
剱岳!!!
今回、登らせていただく山。
雲の間に間に・・・
雄大すぎてドキドキする。
いつの間にか近づいてきていた。
やばいな、でかいな。ちょっと自信がなくなる・・・。
でも、何しに来たんだ。よし!進もう!!
ここからは剣の姿を見ながら進んでいきます。

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