さて無事に出産を終えて、病室に入ったもぐと旦那ちゃんとべびでございます。妊娠期間の10ヵ月でたっぷり認識して来れたはずなのに、いざこれから3人の生活が現実的に始まるのかと思うとなんだか不思議です。


1泊2日だと思われていた入院期間ですが、実は2泊3日でした。それでも日本に比べると短いのですが、1日伸びたことでなんだか安心してしまいました。

病室は全室完全個室なので親子水入らずでずっと過ごすことができるのですが、入院期間が短いため、入れ替わり立ち代り看護婦がやってきてはもぐの検査だったりべびの検査だったりをしていくのでなんだかとっても落ち着きません。べびがいるのでいつでも起きていると思われているのでしょうか、初日の検診は朝5時半に看護婦がやってきて体温と血圧を測り、悪露の様子を見ていきました。正直こんなに早い時間に来ると思ってなく、完全ノーマークだったのでかなり驚きです。ちなみにその翌日は朝4時半に検診に来ましたよ。いくらなんでも早すぎですっっ。

ちなみに備え付けのソファーベッドで旦那ちゃんも泊まって行ってくれたのですが、そんな調子なので全く寝れなかったのではないでしょうか。しかも 5月の頭だというのにクーラーががんがんで部屋が寒いぃ~。旦那ちゃんは窓際だったのでかなり寒かったのではないでしょうか。(翌日ようやく看護婦に言ってクーラー止めてもらったのですが、もうちょっと早く言えば良かった・ヽ(T-T )ノ)出産準備品リストに防寒具って入ってたのに持っていくの忘れちゃったのですよね~。

べびもお腹の中から出てきて落ち着かないのか備え付けのクリブではまとまって30分も寝てくれないので基本的には旦那ちゃんともぐのどちらかが抱っこしておりました。といってもかわいらしすぎて空きあらば抱っこしたいという本心もあるのですが…。


そして母乳が出ない~"(/へ\*)"
さっきまで出なかったものが今出るわけないと思っているからダメなんでしょうか…。出ないのですよ~。出る気配すら感じないのですよ~。特に出産後から1週間くらいに出る初乳は免疫含有量は多く必ず飲ませたいとのことなんですが、果たして出るのでしょうか~。父も乳が出るようになれば育児が分担できていいのにな~と本気で思いましたよ。

以前、母乳講習の日記を書いたときにお友達から『乳首マッサージ』の仕方をメールで教えてもらったのですが、その表現が『乳首がびよーんと伸びるように』と書いてあって、その時のもぐには若手芸人の乳首相撲(洗濯ばさみはさんで紐で引っ張ってるようなやつです)しか想像できなかったのですが、今ようやくわかりました。乳首がびよーんと伸びないとべびが銜えられないのですね。

それにしても乳首が痛~い。。・゚・(ノε`)・゚・。
それはもう非常に痛いのです。
まぁ、これぐらい吸ってもらわないと出ないのよねきっと…。
3日目には乳首の表面からがにじんでおりました~。
べびの吸引力をなめておりました。おそるべし。


母乳講習でもあったのですが銜えさせ方が重要なようで、なにせもぐもべびも初心者なもんで授乳のたびにポジション取りで四苦八苦しております。乳首を深く銜えさせて、乳首の下に舌が入ることで喉を開放して飲むことができるようになるそうですが、これがなかなか難しいのです。
千年寝坊助
生後4週間までの赤ちゃんの胃は、ゴルフボールくらいのサイズしかないそうで、なので授乳もお昼で2~3時間おき、夜も3~4時間おきになるそうです。こちらでは赤ちゃんが寝ている場合起こしてでも授乳させることが重要なんだそうです。冷たい水かけてでも起こして授乳させるようにと指導されましたよ(笑)しませんでしたけどw( ̄▽ ̄;)w

授乳は片側20分を両方の乳でといわれたのですが、べびが疲れちゃって10分も吸っていられなかったです。十分に母乳が出てないからなおさら疲れちゃうのでしょう、かわいそうに。

母乳講習で赤ちゃんの抱き方を4つ教わったのですが、
 ①Cradle Hold
  赤ちゃんの頭をひじの中央で支え、足をかかえる抱き方。
 ②Cross-Cradle Hold
  日本でいう横抱き
 ③Football Hold
  ラグビーボールを抱える様に、脇に赤ちゃんを抱え首を支える抱き方
 ④Side-Lying Hold
  添い寝しながらの授乳。
今のところ③Football Holdがしっくりくるような気がします。


ちなみに我々のご飯(病院食)ですが、基本的にもぐの分は入院費に含まれているんだそうです。メニューが置いてあって、朝食、昼食、夕食の時間になると自分でいろいろと注文できるようです。病室に移動してしばらくすると夕食の注文時間の締め切りだったので適当に注文してみたのですが、出てきたのがこれです。
千年寝坊助
実は妊娠糖尿病食事制限血糖値検査は出産するまでなので、ようやく開放されたのですが、その久々の制限なしの食事がこれですよ~。かなぴ~。ちなみにこちらはサンドウィッチだそうです。自分ではさんで食べます。一応病院食なので味付けがされてなくて、備え付けのマヨネーズマスタードで自分で味付けするようです。

ちなみに旦那ちゃんの分は別途料金がかかってしまうので、気持ち多めに注文して二人で分けて食べることにしました。シェフサラダチキンサラダスープがおいしかったです。あとは飲み物も複数個注文できるので、フルーツやデザートとまとめて注文しちゃうのが良いようです。


入院2日目は『母の日』でした。
病院から白いカーネーションを1輪(裸で・笑)プレゼントしてもらいました。
『母の日』に母になれたことを実感し、母の日に母に吉報を連絡できて本当に幸せです。


プレゼントといえば、実はこの日曜日にお友達がベビーシャワーを計画してくれていたのでした。
もぐ達と我々の1ヵ月後に出産を控えたご夫婦を祝福してくれるものだったのですが、うちの子は一足お先に生まれちゃいました(笑)
千年寝坊助
かわいらしいお洋服オムツケーキをいただきました。
千年寝坊助
いろいろ準備していただいたのにいけなくて申し訳ないので、旦那ちゃんにワインを届けてもらったのですが(ついでにべびの写真のお披露目も、いやこっちがメインかな)、ポトラックパーティだったのでいろいろとご飯を持たせてくれて、病室でおいしくいただくことができました。妊娠糖尿病でご飯が全く食べられなかったので、久々に食べた『炊き込みご飯』の美味さといったらありません。やっぱりご飯は最高です!!


とここまでは楽しいことメインで書いてみたのですが…。
入院中何に苦しんだかといいますと…。


あそこがいた~い ・゚・(ノД`;)・゚・


のであります。
体勢を変えたり、くしゃみしたりするとずきーんとするではありませんか。
やっぱり切れたんだな~縫ったんだな~と思わさせられる痛みです。

こちらは病院が用意してくれている『あみあみおパンツ』です。
千年寝坊助
これにパキッと割るとひんやりする冷却機能付のナプキンを装着してはいているのですが、びっくりするほどが出るのですね~。
これは正直驚きました。

今回大ヒットだったのがこちらの痛み止めスプレーです。
千年寝坊助
これはもって帰ることができるので今でも使っていますが、なかなか良かったです。