きょうはアシャンテ州オブアシ地区ワワシ村へ行きます。
その前にガーナに来て今日までの間、
私が見聞して感じたことを
記しておきたいと思います。
私がガーナという国につながる始まりは、
2011年4月の終わり、
いや厳密には、点と点を結んでいくと、
2010年の夏から始まっている。
と言っても、この時はまさかガーナという国に
導かれるとは思ってもいませんでした。
始まりは
どうしたら世界の子どもたちのお母さんになれるのかな?
ということでした。
日本にいる3人の私の子どもたちの子育てが
最終ステージに入り始めた頃でした。
彼ら以外に育てられる子どもがいれば、
チャンスが欲しいと思い始めていました。
私が取った行動は
途上国の子どもたちを支援する
国際NGOに寄付をする
ということでした。
これは人の成長に投資をするということです。だから、国際NGOに寄付したお金の成果が見えるまで、かなりの時間を要します。
ガーナに来て感じているのは、モノはそれなりにある…けど、国としての経済は成長しているけど、人の成長がそれに追いついていないということです。とてもアンバランスなものを感じました。
途上国の経済の発展には外国資本の存在が欠かせないのは事実なのですが、その国の人々を育てるという仕事も合わせてしなければ、ただ搾取しただけのことになってしまいます。
その国の経済だけでなく、人間的な成長も合わせて支援していくということが是非必要ではないかと思います。
そういう意味では農耕的な投資の仕方を持つ日本にはチャンスがあります。ただし、始めるためのスピードが必要。日本にないのはスピード。