回文544 ~ローマ字表記で~
兄も見な!
あにもみな。 animomina
今こそ、神。
いまこそかみ。 imakosokami
後ろのリス。
うしろのリス。 usironorisu
絵描きなら更に描け。
えかきならさらにかけ。 ekakinarasaranikake
お供のもと。
おとものもと。 otomonomoto
飲むもん!
のむもん。 nomumon
--【作成談話】
どれも回文になってないじゃないか、と思われるかもしれません。
が、よく見てください。ローマ字表記すると「回文」的になります。
しかし、これらは「回文」として認められるのでしょうか。
或いは、別の名称があるのでしょうか。調べてみようと思います。
もしも、どなたか御存知のかたいらっしゃいましたらぜひ教えてくださいませ。
さて、きっかけは、東京は赤坂駅でのことでした。
ふと、駅名のローマ字表記を見て、驚いてしまったのです。
もしかしたら有名なのかもしれませんけど、「赤坂」は「akasaka」で、
ローマ字表記だとちょうど「回文」になっているではありませんか!
というわけで、いろいろ作ってみました。
この「ローマ字で回文」(いま勝手に命名しました)では
母音(アイウエオ)とナ行音(ナニヌネノ)が冒頭にくるのがポイントでしょう。
ただ、ローマ字表記を、日本式にするか、ヘボン式にするかが問題になりそうです。
今回は日本式で作りました。「後ろ」が「usiro」ですね。
ちなみにヘボン式ならば「ushiro」になりますので「回文」になりません。
作ってみますと、アルファベットで見た場合に、
視覚的にはこちらのほうがキレイだなあという印象を受けました。
しかし、逆から読み返すときの変換作業が難儀ですね。
いつもとはちょっと趣向が違って、作るのもいつもと違う楽しみがありました。
またそのうち挑戦してみたいところです。