言葉をひっくり返すことに興味を覚えて数年、
たまに回文になっているものを見つけて、想いを膨らませる。
小さな嬉しさ、それと同時にやってくる小さな悔しさ。
こんなところにもネタがあったか、という具合に。
そんなふうに回文といっしょにひそかに一喜一憂する日々である。
先日読んでいた文庫本の主人公の名前が回文だった。
そういえば、『ゲド戦記』のクレムカムレクに気付いたのは
彼が登場してしばらくしてからだった。
12月21日が回文の日だと先日初めて知った。
数字の並びだけでいけば、12/21以外にも回文的になる日はあるけれど
おそらくこれがカレンダー上では一番長いのかな。
数字の並びだけで見れば、12月なら12/1だってそうだし、1/21だってそうだ。
でもゾロ目の月日、1/1や1/11、2/22などは回文とは言いにくいかなぁ。
言葉だって、「桃(もも)」や「耳(みみ)」は回文とは言い難いし、
「桃も(ももも)」や「良い胃(いいい)」もすこし苦しい。
そんなふうにカレンダーを眺めていたら、
たまたま自分の誕生日も回文的だった。(しかし誕生日は非公開。)
1つの月にそれぞれ1つか2つあるわけで、(あ、でも11月はないか)
それほど低い確率ではないのかも。
まさか、運命、なんてことはないだろうけれど。
(あ、そういえば、回文はアイ氏の範疇だったっけ。。。)